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上汽集団・享道の自動運転タクシーが上海と蘇州で1周年、23年に日産も蘇州で実証実験を開始 | レスポンス(Response.jp)

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上汽集団・享道の自動運転タクシーが上海と蘇州で1周年、23年に日産も蘇州で実証実験を開始 上海汽車 有料会員記事

SAICモビリティRobotaxiは中国自動運転スタートアップ・Momenta(初速度)とタイアップして行っているもの。2023年に、日産がやはり自動運転スタートアップ・WeRide(文遠知行)と自動運転タクシーを展開する蘇州市も含まれていることで、日産の事業を占う情報となる可能性もある。 SAICモビリティRobotaxiとMomentaは2022年6月、運営100日間の総括となるレポート(後述)も発表していたが、今回は新たな内容が加わった。それによれば、SAICモビリティRobotaxiの乗車ポイントは現在までに、両市で計100ヶ所を超え、期間中のサービス提供件数は延べ12.

5万回となり、その顧客満足度は98.8%に達したという。 1年間のサービス件数延べ12.5万件は、月約1万件、1日当たり300件強となる。上海では2021年12月8日、蘇州市は相城区で2021年12月28日にサービスを開始していた。ちなみに蘇州市相城区は、日産の新会社の本社所在地かつ日産のロボットタクシー(日産のプレスリリースにおける表現)が展開される予定地である。 上海では現在、88台分の自動運転公道走行ライセンスを取得。これは目標だった50台分に対して176%の達成度合いだ。また、6.5万件のサービス件数を獲得しており、これも目標5万件に対して131%の達成度合いとなる。2022年10月末までに、上海市交通委員会からの表彰も受けた。 蘇州では20枚のインテリジェンス・コネクテッド・ヴィークル(ICV)公道実証実験ナンバープレートを取得、これは総発行枚数の60%を占める。2022年8月には安全員育成ライセンスも取得し、プラットフォーム、ドライバー、車両の3つの合法化に成功したという。また、上海でのサービス件数が6.5万件となると蘇州では6万件前後のサービス件数に上る計算で、上海と蘇州でほぼ同じ量をこなしていることになる。 中国の自動運転業界は、バイドゥ、pony.aiなどが有力で、今回のMomentaや、日産と協業するWeRideはやや水を開けられている感がある。バイドゥ、pony.aiはともかく、日産の2023年蘇州におけるロボットタクシー実証実験は、まずは今回のSAICモビリティとMomentaの取り組みがベンチマークとなりそうだ。22年6月発表の運営100日間総括レポートでは、ユーザーの66%が25~34歳で、「若者の未来型テクノロジーに対する情熱は疑いなく最も熱烈だ」とした。一方で、最年長は70歳近い高齢者で、「歳月は好奇心を摩耗させない」としている。この高齢者は同サービスの常連で、買い物や日常の移動に使用し、そのエクスペリエンスを高く評価しているという。 80%のユーザーが1度のみならず、2度以上、同サービスを利用していることが分かった。「同サービスの高頻度高反復性がうかがえる」という。また、10回以上、20回以上、同サービスを利用しているケースも目立つと言い、最も同サービスを利用している人で52回、2日に1回はSAICモビリティRobotaxiを利用している、という。 高頻度利用の背景には、平日の注文件数の半分を、ビジネスオフィス街を始点あるいは終点とする通勤時の活用が占めているという状況がある。最終的には自動運転タクシーは渋滞緩和に役立つと考えられており、「都市の早晩におけるラッシュ時の渋滞緩和の奇兵となる」としている。 以上は、中国の自動運転ベンダーが発表する報告でもよく開示される情報だが、今回の報告で特徴的なものとして、ユーザーはスマホアプリで車両を呼び出した後、乗車後に聞きたい音楽を指定できるサービスがあり、期間中実際5234件使用されているが、その中で最も人気だったのは周杰倫(ジェイ・チョウ、1979年生まれの台湾出身ミュージシャン)だったという。 また、アプリと連動したスマートスピーカー「小可」は、音楽の選曲、室温の調整、窓の開閉などの機能を有するが、期間中1万300回利用された。最も多い時には1日で113回利用されており、自動運転タクシーに加え、スマート・モビリティ・エクスペリエンスを楽しむユーザーが多いとしている。

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