マツダは、MX-30 R-EVでロータリーエンジンを発電専用に使うシリーズハイブリッドを実用化。2024年6月10日、マツダは駆動用ロータリーエンジンとモーターを組み合わせた新特許を取得。2027年の発売はコストや価格がカギを握る。
マツダ は MX-30 R-EV で ロータリーエンジン を発電専用に使う シリーズハイブリッド を実用化した。しかし、古くからのロータリーファン、 マツダ ファンのみならず、生粋のクルマ好きは ロータリーエンジン は発電用ではなく、駆動用としての復活を待ち望んでいるに違いない。2024年6月10日、 マツダ が「車両用駆動システム」の特許を登録。12:駆動用 ロータリーエンジン 、14c:トランスミッション、18:バッテリー
このマイルドハイブリッドシステムは、前輪車軸後方にロータリーエンジンを配置するフロントミドシップの後輪駆動で、駆動用バッテリーをシート(2シーター)の真後ろに置き、トランスミッションを後輪車軸上に置くトランスアクスル方式。 ロータリーエンジン+モーターで後輪を駆動するが、それとは別に前輪左右に片側17kW(約23ps)のインホイールモーターを置き、モーターのみの走行も可能。一方でモーターの電力供給を止めてロータリーエンジンだけで走るモードも用意されているという。 インホイールモーターの実用化にのみ疑問符は付くものの、ほかは2027年と予想される発売時期には実現できそうなものばかり。ただし、コストがかかり、車両価格が高くなるので、それをどう判断するのかが実現可能性を左右しそうだ。このシステムを実用化すれば、830㏄×2ローターターボ+モーターでシステム出力は350ps前後、カーボンニュートラル燃料にも対応する。
2024年5月にトヨタ、スバルと共同で開催した「マルチパスウェイワークショップ」では、横置き1ローターと縦置き2ローターを発電用に使うシリーズハイブリッドを公開しているため、シリーズハイブリッドの道も残されている。■エクステリアデザインはアイコニックSPの市販版
マツダ MX-30 R-EV ロータリーエンジン シリーズハイブリッド 新特許
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