ロシアのプーチン大統領は同国軍に18万人の兵力増強を指示した。ロシア大統領府が16日に発表した。ロシアが2022年2月にウクライナ侵攻を開始して以来、3度目の増員となる。
(CNN) ロシア 大統領府が公開した大統領令によれば、今回の増員により ロシア 軍の総員は約240万人、このうち兵士の数は150万人となる。大統領令は12月に発効するという。 今回の増員の前には、 ウクライナ が先月、 ロシア 南西部のクルスク州に越境攻撃を仕掛けていた。 ロシア 領への外国による侵攻は第2次世界大戦以降、初めてだった。 ロシア は先週、クルスク州から ウクライナ 軍を排除する動きを強化したほか、 ウクライナ ・ドンバス地方東部の要衝ポクロウシクに向けて徐々に前進している。 プーチン氏は22年以降、予備役と徴集兵の動員に加え、兵士の増員を2度命じている。
22年8月には翌年初頭までに13万7000人の増員を命じ、ロシア軍は115万人の兵士を含む200万人強となった。 同年9月にウクライナ軍が奇襲に成功し、東部ハルキウ州の大半を奪還したことを受け、プーチン氏はロシア国民の即時の「部分的動員」を指示した。この動員では従軍の経験のある国民が徴兵の対象となり、予備役が招集される可能性があった。 この動員により、数十万人が国外に逃亡。その多くは隣国のジョージアやロシア国境近くの旧共産主義国に向かった。 23年11月には当局が目標とする30万人の兵員募集を達成したと発表。動員は一時停止されたが、プーチン氏は翌月、さらに17万人の増員を公式に命じ、ロシア兵の定員は132万人となっていた。
ニュース 国際 海外 ワールド アジア ヨーロッパ 中東 アフリカ 南米 太平洋 大西洋 プーチン大統領 ロシア ウクライナ
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
プーチン氏、長距離ミサイル承認は「紛争への直接参加」 スターマー氏はロシアが直ちに終戦にすべきと主張ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12日、西側のミサイルがロシアに撃ち込まれれば、ウクライナとの戦争の深刻な拡大とみなすと述べた。これを受け、イギリスのキア・スターマー首相は、戦争を「始めた」のはロシアであり、「直ちに」終わらせることもできるはずだと述べた。
続きを読む »
プーチン氏、クルスク州奪還は「神聖な義務」反撃方針示す 北方領土占拠も正当化ロシアのプーチン大統領は5日、極東ウラジオストクで開かれた露主催の国際会議「東方経済フォーラム」の全体会合に出席した。プーチン氏は、ウクライナ軍が越境攻撃を続…
続きを読む »
プーチン氏、米大統領選でハリス氏「支持」を表明 その狙いはロシアのプーチン大統領は5日、ハリス米副大統領の大統領選への出馬を支持すると表明し、奇妙なタイミングで民主党候補をほめそやしたことで人々の眉をひそめさせた。
続きを読む »
【プーチン氏5期】侵攻は正当化できない異例の長期政権が維持される可能性がある。国家主権を踏みにじる軍事侵攻の長期化が危惧される。早期の停戦と撤収を通し、欧米との関係正常化への道を探ることだ。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が通算5期目に入った。憲法改正により、プーチン氏...
続きを読む »
プーチン氏 中国訪問へ 一帯一路会議出席 習主席と会談プーチン氏 中国訪問へ 一帯一路会議出席 習主席と会談 - 琉球新報デジタル
続きを読む »
軍事協力、制裁逃れの恐れ ロ朝首脳、具体化で一致か:時事ドットコムロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は13日の会談で、軍事協力の具体化に向け、協議を続けることで一致したもようだ。北朝鮮は弾道ミサイルと共通するロケット技術に「多大な関心を示している」(プーチン氏)が、宇宙開発名目であっても、ロシアも常任理事国の一角を占める国連安保理決議に抵触する。両国は制裁をかいくぐって協力を進める恐れがある。 ウクライナ侵攻が長期化する中、ロシアの「弾薬不足」が指摘されているが、北朝鮮との武器取引も安保理決議違反。米国はそうした事態に「適切に対処する」と警…
続きを読む »