パナソニックとヤンマーがガスヒートポンプエアコン(室外機)の開発製造に関する合弁会社の設立で合意 パナソニックグループのプレスリリース
パナソニック ホールディングス株式会社のグループ会社であるパナソニック株式会社 空質空調社(以下、パナソニック)と、ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(以下、ヤンマーエネルギーシステム)は、業務用空調機の一つであるガスヒートポンプエアコン(以下、GHP)室外機の開発と製造に関する合弁会社を設立することで合意しました。両社は本協業を通じて、開発と製造の効率化を図りながら、BCP(事業継続計画)対策や次世代低炭素エネルギー(※1)の活用を目指し、社会要請への対応を進めていきます。
GHPはガスエンジンを動力源としてコンプレッサーを駆動する業務用空調機で、電気式ヒートポンプエアコンに比べ、消費電力が約10分の1と少なく、夏場の電力ピークカットに大きく貢献してきました。近年では、ガスエンジンと電気モーターの両方を搭載したハイブリッド空調(商品名:スマートマルチ)を発売。空調負荷に応じてガスと電気の消費量をコントロールし、1次エネルギーの平準化とランニングコストの削減に寄与しています。また、ガスインフラの強靭性を活かし、災害時の避難所や企業のBCP対策に最適な空調機として、停電時に発電をしながら空調と照明などの電気機器が使用可能となる、電源自立型(商品名:ハイパワープラス)をラインアップしています。
パナソニックは1985年に業界に先駆けてGHP第1号機の開発・製造を行いました。ヤンマーエネルギーシステムも同時期にGHP事業に参入し、それ以来、両社は業界トップクラスのメーカーとして技術、ノウハウを蓄積し、ガス空調の発展に貢献してきました。 パナソニックとヤンマーエネルギーシステムは、カーボンニュートラルに向けた環境経営の姿勢で共鳴し、2022年12月から、マイクロコージェネレーションシステムの廃熱を業務用空調機である吸収式冷凍機に活用することで、高いエネルギー効率を実現した「分散型エネルギー事業」で協業(※2)しています。今回新たに、2025年4月を目処として、GHP室外機の開発と製造に関する合弁会社を設立することで合意しました。GHPを取り巻く市場環境は、空調機業界において将来的に強化が予想されるHFC冷媒規制(※3)や水素を含む次世代低炭素エネルギーの社会実装などの変化が見込まれます。本合弁会社では、両社の強みであるパナソニックの冷媒技術とヤンマーのエンジン技術を持ち寄り、設計を共通化することによる開発リードタイムの短縮と、使用部品の内製化率向上、パナソニックの群馬県にある工場とヤンマーの岡山県にある工場の立地条件を活かした東西での安定した生産体制を構築していきます。2026年春には、本合弁会社で開発製造したGHP室外機の発売を目指します。なお、両社のブランド、販売、サービスは、従来と変わらず、それぞれで事業を継続し
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