トヨタ GRヤリスとレクサス LBX MORIZO RRにサーキットモードが設定された。モータースポーツからフィードバックされたポテンシャルが味わえ、より官能的な走りが楽しめる。サーキット大好きも未体験者も、これを味わえば虜になる!?
スーパー耐久や全日本ラリーを走るGRヤリスには、モリゾウさんはもちろん、スーパーフォーミュラで活躍する大嶋和也選手や、スーパーGTの石浦宏明選手といった一流ドライバーたちが開発に携わってきた。LBX MORIZO RRも佐々木雅弘選手が開発ドライバーを務めたことはよく知られている。主な機能は冒頭に挙げたとおりだが、スマホにダウンロードするだけで、自分の好みのセッティングにできる。ダウンロードは無料だ。
GRヤリスはT-Connect、LBX MORIZO RRはG-Linkによってサーキットモードの信号と、サーキットであることを確認するGPSの位置情報がクルマのDCM(専用通信機)に送られ、禁断のトビラが開かれる。アイドリングが1000回転から1400回転に上がり、戦闘モードになったことをドライバーに告げる。シフトタイミングの回転数はアプリで4000~7000回転の間で選べ、アクセル全開加速時にシフトタイミングに到達するまでの秒数もアプリで1秒、1.5秒、2秒、3秒から任意で選ぶことができる。これもアプリで「1.無、2.弱、3.中、4.強」の4つから選べる。ただし、加速がいいぶん姿勢を早く作らないとアンダーが出てしまうので、「強」がいいとばかりはいえず、自分の運転スキルに合わせた選択がおすすめだ。
さらにサーキットモードではスピードリミッターがカットされ、クーリングファン機能が付く。クーリングファンONではサーキットを全開で走った後、停車時にファンの出力を最大化し、エンジンの水温の冷却を促進してくれるもので、メンテナンスが楽になる。サーキットモードという魔界を体験してしまうと、娑婆の走りがものたりなくなる。それほどサーキットモードは刺激的な走りができる。なおラリーやダートラといったモータースポーツにもサーキットモードが応用できないか検討していくというから楽しみにしたい。
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