アマゾンジャパンが年末年始に向け、「Fire TV」シリーズの展開を強化している。同社が注目しているのが、「お茶の間回帰」の波。「家族やパートナーと、自宅の大画面で配信コンテンツを視聴する人」が増えているようだ。
アマゾンジャパンの調査によると、“テレビ離れ”が進む中でも「家族やパートナーと、自宅の大画面で配信コンテンツを視聴する人」は増加しているという。同社が着目しているのが、動画コンテンツの消費における、ユーザーのとある変化だ。アマゾンジャパンは10月10~15日、家族やパートナーと同居する15~79歳の男女1400人を対象に、テレビ画面でのコンテンツ視聴に関する調査を実施。その結果、「家族やパートナーと毎日テレビ画面でコンテンツを視聴している」人は、55.1%と半数以上を占めた。また、家族・パートナーとの時間を重要視する人のうち、約4割がこの数年で「テレビ画面でコンテンツを視聴する機会が増えた」と感じていることが明らかになった。Amazonデバイス Fire TV事業部 事業部長の西端明彦氏は「テレビの大画面にお客さまが戻ってくるという『お茶の間回帰』が生じている」と話す。
「2010年代にはスマホやタブレット端末、Youtubeの普及でテレビ離れが起きたが、2020年以降、コロナ禍により在宅時間が増加した。TV番組の見逃し配信など、コンテンツ自体が充実したこともあり、自宅の大画面でこれらを観る傾向が強まったのではないか」(西端氏)
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