うちの集落を消滅させない 人口減にあらがう北海道幌延町 専門家が「お手本」と話す挑戦とは<デジタル発>

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うちの集落を消滅させない 人口減にあらがう北海道幌延町 専門家が「お手本」と話す挑戦とは<デジタル発>
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民間シンクタンク「日本創成会議」(増田寛也座長)が全国896(道内147)市区町村を名指しで消滅の可能性があると指摘し、全国に衝撃を与えたのは2014年のことでした。あれから10年。リポートの予測を覆...

民間シンクタンク「日本創成会議」(増田寛也座長)が全国896(道内147)市区町村を名指しで消滅の可能性があると指摘し、全国に衝撃を与えたのは2014年のことでした。あれから10年。リポートの予測を覆そうと、いまも住民総出で知恵を絞っているマチが道北にあります。その取り組みは過疎にあえぐ多くの自治体のお手本になる、と専門家は評します。どうやって人口減少にあらがっているのでしょう。(報道センター 長谷川史子)人口約2千人の幌延町の集落は大きく二つ。役場がある中心部の本町地区と、そこから約25キロ離れた問寒別(といかんべつ)地区です。特に問寒別は住民の高齢化や人口減が深刻化しています。問寒別にはかつて炭鉱があり、ピーク時の1955年には2856人が暮らしていました。マチには当時、旅館や映画館などが軒を連ねていましたが、58年の炭鉱閉山後は衰退の一途をたどります。

現在、問寒別で暮らす人は約300人。地区内で買い物ができる場所は小さなスーパー1軒のみです。幌延町農協のエーコープが2018年に閉店し、跡地で西條(名寄市)の「Qマート」が営業を続けていますが、住民からは「いつまで店は残るのか」と不安の声が絶えません。住民の心配はそれだけではありません。問寒別では長年、住民有志がボランティアで高齢者宅や公園の除雪、草刈りを担ってきました。しかし作業を買って出る住民は1人また1人と亡くなり、このままでは地域の暮らしがままならなくなる懸念があります。 町が問寒別の存続に向けて動き出したのはリポート公表の4年後、2018年でした。当時2期目だった野々村仁町長(69)が「集落維持」を重点課題に掲げ、役場のエース職員を担当に据えるなど「人も予算もつぎ込んだ」(岩川副町長)という一大プロジェクトに乗り出します。...

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