“ノーサイン野球”を掲げ、今春は県大会優勝&東北大会準優勝を果たした弘前学院聖愛(青森)の原田一範監督(46)と、“自律・自立”をテーマに昨春のセンバツに出場した東北(宮城)の佐藤洋監督(62)。他
原田(以下原)「雑誌の企画にあった洋さんの原稿を読んで、すごく面白くて。あの洋さんから電話がきて、勉強させてくださいとか言うんですよ。それで(就任した22年の)10月に初めて練習試合をした」原「2試合目を(両校の選手を混在する)ミックスゲームにしてます。何も言わなくても生徒たちが、あのスライダーどうやって投げるの?とか自然にやり始めるんですよ。仲間としてお互いを高め合う、こういった交流がすべて」原「多様性の時代なので、選択肢の幅を広げる一つということです」原「ぶれないな、と思います。自分は結構強制していることもあるしきつく話すときもあるけど、それがない。子どもたちを思う本気度は想像以上です」原「自由にしていたら勝てなくなるでしょう?って言われるんですけど、勝つ負けるとは違う域の話なんだけど、と思うんです。勝つために練習しているし、試合も勝つためにやる。そこを放棄しているわけじゃない。子どもたちにいろんな経験をさせたい、考えさせてあげたいというだけ」原「野球を通して社会で通用する人間を、と言うけど、それならば現役時代に答えはないんです。社会に出ていないから。だから彼らの今後が楽しみです」
◆佐藤 洋(さとう・ひろし)1962年6月9日、宮城・石巻市生まれ。62歳。東北では2年春夏、3年春夏の4度甲子園出場。最高成績は3年春の8強。電電東北(現NTT東北)に進み、84年ドラフト4位で巨人に入団。87年に一軍初出場。94年に現役引退。その後アマ野球の指導に携わり、22年8月から東北高監督に就任して23年春のセンバツに出場。現役時のポジションは内野手。
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