岸田文雄首相は11日、米ワシントンで開催していたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議にパートナー国として参加した。ジョー・バイデン米大統領とも短時間立ち話を…
岸田文雄首相は11日、米ワシントンで開催していたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議にパートナー国として参加した。ジョー・バイデン米大統領とも短時間立ち話をして、連携強化を確認したという。ただ、岸田内閣への国民の評価は高くない。報道各社の世論調査では、内閣支持率は「危険水域」に沈み込んだままだ。次期衆院選での「自民党下野」を警戒する声も噴出している。党内では、党総裁選を見据えて、キーマンである麻生太郎副総裁と菅義偉前首相が駆け引きを激化させている。ジャーナリストの長谷川幸洋氏が「ポスト岸田」について分析した。岸田文雄政権に対する逆風は収まるどころか、強まる一方だ。東京都知事選と同日投開票(7日)された東京都議補選では、自民党が「2勝6敗」だった。そのうち1勝は、無免許運転スキャンダルで辞任した議員の後釜なので、実質1勝と言っていい。いま総選挙をすれば、自民党の惨敗は必至だ。総裁選には、キングメーカーの存在がささやかれている。ずばり、麻生副総裁と菅前首相だ。2人は、それぞれ誰を担ぐのか。
菅氏は、かねて萩生田光一前政調会長と武田良太元総務相、加藤勝信元官房長官の3人と定期的に会食を重ねてきた。6月6日の会合には、小泉進次郎元環境相が加わった。このうち、萩生田氏は旧統一教会と政治資金の問題で傷ついている。武田氏は首相への野心がないようだ。
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