内田俊一(うちだしゅんいち)日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
「(現行ジムニーは)フレームにX字型のクロスメンバーを入れるなどで、ラダーフレームではありますがプロユーザーだけでなく一般ユーザーにもお使いいただけるようなしっかりとしたクルマにすることができました。そこでこの構成を維持したまま上手くホイールベースを伸ばすことができれば5ドア化出来るのではないか。実際に伸ばすと剛性が落ちるのでもう1本クロスメンバーを追加したり、フレームの中に補強材を入れたりなどで剛性を確保して作り上げました」
そこでまずフロントドアを100mm縮めることでリアの乗降性を確保しようとするが、それでは足りず、シート形状の工夫やフロア周りの形状を変更することで足抜け性などを確保。その上でぎりぎりまでホイールベースを縮めた結果、シエラ比で+340mmの延長に留めることができた。 シエラに対し、メカ的な変更点はどういったところがあるのか。佐々木さんによると、「ATは重量増のため機械的なロック機構を強化。またブレーキ負荷軽減のため、フロントブレーキをソリッドからベンチレーテッドディスクに変えています。そして車両が伸びた分、リアのプロペラシャフトを伸ばしています」とのこと。 「子育てが終わって2人しか乗らないが、荷室をより使いたいということであれば3ドアのシエラで、後席を倒した状態でいっぱい使ってもらう。ノマドはもう少し若い、まだ子供が小さいファミリーのイメージで、リアシートを使って、例えばチャイルドシートをつけて荷物も載せてちょっと遠くへ乗って行くイメージと、購入層が変わるでしょう」
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