ドン・キホーテの公式TikTokでは、どういった商品がバズっているのか。新商品発表会の場で取材した。
さまざまな企業が自社の公式SNSを利用した販促に取り組んでいるが、ドン・キホーテの公式TikTokではどういった商品の反響が大きいのだろうか。ドンキが6月中旬に開催した新商品発表会の場で、「バズった」事例を取材した。ここ数年で特に反響が大きかったのが、2023年冬に発売した「VTC-QAS
ワイヤレスカーチャージャー」(4399円)だ。公式TikTokでは商品の特徴を紹介する18秒の動画が、約840万回視聴されている(7月中旬時点)。スマートフォンをスタンドに載せると、アームが閉まってしっかりと固定。ワイヤレス充電が開始される。270度の角度調節が可能で、4センチ伸縮するのが特徴だ。車内だけでなく、デスク周りでも使える商品として訴求している。カー用品コーナーで取り扱っており、ドンキ限定のカラーを4色(ピンク、ミントグリーン、バイオレット、ブラック)用意している。ブラック以外は、若者を中心に支持されている「くすみカラー」に近い印象を受ける。このカラーは、彩度が低くグレーっぽさがあるのが特徴だ。ドンキでは、「エモかわいい」カラーだとして、サンダルやフロアクッションといった幅広い商品に採用してきた実績がある。なぜ、ここまで視聴回数が伸びたのか。商品開発の担当者は「もともとこのジャンルの商品には、こうした色合いのものがなかったと認識しています。そして、カー用品を紹介する動画は、閲覧回数が伸びやすい傾向があります」と説明する。もともと支持されやすいジャンルの商品に、若者受けしやすい
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