reMarkableの最新タブレット端末「Paper Pro」は、カラーE Inkディスプレイを搭載している。仕事の効率アップのためのツールとしては約10万円と高額だが、紙のような書き心地と没入感を求める人には魅力的な選択肢となるだろう。
このレビュー記事は「reMarkable Paper Pro」を使って書いた。「集中力を保ちながら自由に書けるデバイス」としてマーケティングされているが、いま、その魅力を実感している。このデジタルノートは2020年に発売された「reMarkable 2」の後継機で、ノルウェーの会社reMarkableが新機能を追加した「アップグレードモデル」として発表され、より高値で販売されている。 このタブレット端末は、カラーE Inkのディスプレイ、暗い中でも見やすいフロントライト、そしてより反応がよくなったアクティブスタイラスを備えており、全体的な使い心地はペンと紙で書く感覚にかなり近づいている。 だが、399ドル(日本では67,800円)で販売されている「reMarkable 2」は、依然として優れたデジタルノートとして利用され続けているため、579ドル(日本では¥99,800から)という高価格で「Paper Pro」を買う価値があるのか疑問が残る。すでにreMarkable 2を持っているなら、アップグレードする必要はないかもしれない。...
8インチの大画面を搭載しており、一般的なノートより大きめだが、A4用紙を目の前に置いているような感覚で使える。わたしのくせ字や際限なく増えていくリストを書くのにちょうどいいサイズだが、持ち運びに不便なほど大きくはない。重さは約450gと、携帯性を損なわない程度だ。 わたしはメモに色を加えるのが特に好きなので、このデバイスの目玉機能であるカラーE Inkのスクリーンを大歓迎する。このタイプのディスプレイは最近普及しつつあり、Koboはすでにカラー電子書籍リーダーを展開しており、アマゾンも近々リリースすると見られている。 Paper Proに搭載されている「Canvas Color」という技術は、E Inkのカラーディスプレイをもとに構築された。ほかのカラーE Inkディスプレイが白黒ディスプレイの上にカラーフィルターを重ねる方式を採用しているのに対し、画面上で色素が物理的に動く独自の仕組みになっている。 赤、青、黄色、マゼンタ、シアンまでの色合いは少し抑えたトーンで表示され、色鉛筆のような印象がある。グレー、黒、白も選択可能だ。reMarkable...
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