普及価格帯のWi-Fi 7対応ルーターの登場やCopilot+ PCなどのWi-Fi 7対応PCの登場、Windows 11の正式対応などによって、Wi-Fi 7の普及が加速しつつある。そこで本稿では、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、Wi-Fi 7の違いに迫ってみた。規格上の違いはもちろんのこと、なぜ速度に差があるのか、実際の現場で速度がどれくらい変わるのかを解説する。
1つは2013年頃から製品販売が始まり、現在はエントリーモデルを中心に採用されているWi-Fi 5対応製品。もう1つは、2018年頃から現在まで、幅広い価格帯の製品で広く採用されているWi-Fi 6対応製品。そして、今年に入って対応製品が続々と登場してきた最新のWi-Fi 7対応製品だ。
Wi-Fi 5は5GHz帯のみで利用可能な規格だ。5GHzのみだと不便なので、実際の製品はさらにもう1つ前の世代のIEEE 802.11nを2.4GHz用として組み合わせて利用することが多い。最大速度は規格上、最大3.5Gbpsだが、製品レベルでは1,300Mbps、または1,733Mbpsとなるのが一般的だ。 以上、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、Wi-Fi 7のパフォーマンスを比較した。絶対的な性能はWi-Fi 7が有利で、壁や床を1枚隔てた程度の場所なら、6GHz帯の320MHz幅の3Gbps越えの性能が強烈だが、長距離の実用性という点では、まだまだWi-Fi 6も現役で戦える印象だ。
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