【NQNニューヨーク=矢内純一】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比1.56ドル(2.4%)高の1バレル67.31ドルで取引を終えた。前日に期近物として1年4カ月ぶりの安値を付けた後で、値ごろ感を意識した買いが優勢だった。原油先物は今月に入り、米国と中国の景気先行きへの警戒
【NQNニューヨーク=矢内純一】11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比1.56ドル(2.4%)高の1バレル67.31ドルで取引を終えた。前日に期近物として1年4カ月ぶりの安値を付けた後で、値ごろ感を意識した買いが優勢だった。
原油先物は今月に入り、米国と中国の景気先行きへの警戒感から前日までに10%あまり下落していた。11日は自律反発を狙った買いが入りやすかった。石油関連施設が集中する米メキシコ湾岸にはハリケーン「フランシーン」が接近している。製油所の稼働率引き下げや港湾の閉鎖などで、石油供給への懸念が広がったことも先物相場の支えとなった。 原油先物は下落する場面があった。米エネルギー情報局(EIA)が11日に発表した週間の米石油在庫統計で原油とガソリンの在庫が市場予想以上に増えた。米国の石油需要が伸び悩んでいるとの見方は原油先物の重荷となった。 ニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比0.7ドル安の1トロイオンス2542.4ドルで取引を終えた。米長期金利が上昇した場面で売りが出た。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測が根強く、下げ幅は限られた。
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