MWCの富士通ブースは2nmの次世代プロセッサから、AIソリューションまで最新技術を展示

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MWCの富士通ブースは2nmの次世代プロセッサから、AIソリューションまで最新技術を展示
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MWC25の富士通ブースでは、ICT基盤から、それを支える最新の技術とソリューションを展示。入口にあったのは、2nmプロセスで製造し、2027年の商品化を目指して開発している次世代プロセッサの「MONAKA」だった。

MWC25の富士通ブースでは、ICT基盤から、それを支える最新の技術とソリューションを展示。入口にあったのは、2nmプロセスで製造し、2027年の商品化を目指して開発している次世代プロセッサの「MONAKA」。モックアップではあるがホログラムによる解説映像と組み合わせて展示していた。MONAKAは、通信インフラストラクチャ向けに最適化されており、TCO削減、AIコンピューティング能力の向上、そして高いセキュリティを実現することを目標としている。

さらに、コンフィデンシャルコンピューティング機能により、ハードウェアレベルでのデータ暗号化を実現し、クラウド環境においても極めて高いセキュリティを確保。仮想マシンごとにハードウェアレベルで鍵をかけ、外部からの不正アクセスを防ぐ仕組みだ。2030年頃を見据えた次世代ICT基盤の「フォトニックディスアグリゲーテッドコンピューター」の展示エリアでは、AIの高度化や多様な要求に対応するため、従来のサーバー内で一体化されていたCPU、GPU、ストレージ、メモリといったコンピューティングリソースを分離・プール化し、必要に応じて柔軟に割り当てるシステムを解説。 これにより、ビジネスユーザーは、リアルタイム性やCPUの配置場所など、さまざまな要件に応じて最適なコンピューティングリソースを利用できるようになる。さらに、再生可能エネルギーが豊富な地域のデータセンターからリソースを調達するといった活用も想定され、カーボンニュートラルへの貢献も期待される。5G無線機(RU)の展示エリアでは、28GHz帯のミニチュア・高効率ビームフォーミングICを搭載したアンテナモジュールを紹介。これにより、従来の2偏波対応から8ビームまでの対応が可能となり、アップリンク時のデータ受信性能が大幅に向上する。また、信号処理を行うFPGAには、DA変換やAD変換機能も統合され、小型化・低消費電力化が図られている。

製品展開としては、480W送信電力を誇る。これらの製品は、楽天モバイルやAT&Tといった主要な通信事業者にも採用されており、特に楽天モバイルからは、その小型性や低消費電力、高効率が評価されている。AT&T向けには、TDDバンドやFDDデュアルバンドに対応した2機種が選定され、2024年後半からの出荷が予定されている。ネットワークへのAI活用も積極的に推進しており、ソフトバンクとの連携によるAI RANの取り組みに富士通は参画。AI RANでは、その具体的な活用方法として、3つのコンセプトを提唱しており、ひとつめは「AI & RAN」で、夜間などの余剰ネットワーク容量をAI処理に動的に割り当て、GPU as a Serviceとして外部企業に提供することで、ネットワークのマネタイズをはかる。

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