「ほかの土偶とはオーラが違う」。「北の縄文世界と国宝」展に並ぶ道内初の国宝「中空土偶」(函館市)を語る口調は熱い。 札幌市の種田梓さん(46)は、2015年発足の土偶と埴輪(はにわ)好きのサークル「...
札幌市の種田梓さん(46)は、2015年発足の土偶と埴輪(はにわ)好きのサークル「ドニワ部」代表。主に西日本で出土する埴輪に対し、土偶は道内各地で数多く出土しており、部内は「土偶派」が優勢だ。約20人の部員らが製作する500種類以上のオリジナル縄文グッズの9割は土偶や土器をイメージしたものという。 「カックウ」の愛称がある中空土偶のほか、大きなサングラスをかけたような遮光器土偶(青森県八戸市など)、目鼻立ちがくっきりした“イケメン”の「N30遺跡出土土偶」(札幌市)、鳥にもアザラシにも見える愛称「ビビちゃん」こと「動物形土製品」(千歳市)…。北の縄文展に並ぶこれらは、部員がぬいぐるみや缶バッジ、キーホルダーなどの題材にしており、年1回の「ドニフェス」で販売する。 きっかけは、「土偶と埴輪ってかわいいよね」という友人との会話だ。どこかユーモラスで、神秘的な雰囲気もある土偶。「どんな生活をし、どんな気持ちで作ったのか。あれこれ想像すると『縄文沼』にはまるはず」と魅力を語る。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を記念した「北の縄文世界と国宝」展が札幌で開かれている。遺跡や6月に国宝に指定された黒曜石の石器類(オホーツク管内遠軽町)などの展示品に関連した道内での活動を紹介し、縄文の魅力を伝える。(6回連載します).
札幌市の種田梓さん(46)は、2015年発足の土偶と埴輪(はにわ)好きのサークル「ドニワ部」代表。主に西日本で出土する埴輪に対し、土偶は道内各地で数多く出土しており、部内は「土偶派」が優勢だ。約20人の部員らが製作する500種類以上のオリジナル縄文グッズの9割は土偶や土器をイメージしたものという。 「カックウ」の愛称がある中空土偶のほか、大きなサングラスをかけたような遮光器土偶(青森県八戸市など)、目鼻立ちがくっきりした“イケメン”の「N30遺跡出土土偶」(札幌市)、鳥にもアザラシにも見える愛称「ビビちゃん」こと「動物形土製品」(千歳市)…。北の縄文展に並ぶこれらは、部員がぬいぐるみや缶バッジ、キーホルダーなどの題材にしており、年1回の「ドニフェス」で販売する。 きっかけは、「土偶と埴輪ってかわいいよね」という友人との会話だ。どこかユーモラスで、神秘的な雰囲気もある土偶。「どんな生活をし、どんな気持ちで作ったのか。あれこれ想像すると『縄文沼』にはまるはず」と魅力を語る。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を記念した「北の縄文世界と国宝」展が札幌で開かれている。遺跡や6月に国宝に指定された黒曜石の石器類(オホーツク管内遠軽町)などの展示品に関連した道内での活動を紹介し、縄文の魅力を伝える。(6回連載します)




