開始から攻め続けた王者国本陸(26=六島)が、同級1位可児栄樹(22=T&T)に6回1分53秒、TKO勝ちした。1回からガードをかためたスタイルから、強い左ジ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
1回からガードをかためたスタイルから、強い左ジャブを突いて前進。パワフルな右ストレート、左ボディーフックをたたきつけた。2回終盤には可児の右フックを浴びて動きが止まるシーンもあったが、その後も先手先手で攻め続けた。これでアジアパシフィック王座初防衛、日本王座3度目の防衛に成功。11勝(5KO)1敗と戦績をのばした国本は「正直、なめてました。動画は1度も見ていない。(可児は)打ち終わりのリターンを返してくるし、自分のことをよく研究していた。自分より勝ちたい気持ちが向こうにはあった。しんどい試合だったので勝ててよかった」と喜びよりも、安堵(あんど)した表情で試合を振り返った。
この一戦は当初、今回の興行を共催予定だった英プロモート大手マッチルーム社による「プライズファイター」と題した優勝賞金100万ドル(約1億4500万円)ミドル級トーナメント(8選手出場)1回戦として行われる予定だった。 しかし、元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーとして運営する興行3150FIGHTとの共催が解消されたことで、中止となっていた。「トーナメントが中止になって、ファイトマネーもあるけどエッという思いあった」(国本)。 軽量級に比べて、ミドル級は世界の層が厚く、頂点までは至難の道。「世界は遠すぎるので、まずは1戦1戦クリアして、東洋太平洋王座のベルトを巻いて、アジア3冠を目指していきたい」と、国本はまずは目の前の現実的な目標を掲げた。
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