日系米国人の兄妹が、氷上で万感の思いを表現した。フィギュアスケートのアイスダンスで2018年平昌五輪銅メダルのマイア・シブタニ、アレックス・シブタニ組(米国)…
日系米国人の兄妹が、氷上で万感の思いを表現した。フィギュアスケートのアイスダンスで2018年平昌五輪銅メダルのマイア・シブタニ、アレックス・シブタニ組(米国)がNHK杯で7年ぶりに国際大会に復帰した。妹のマイアは腎臓がんを乗り越え、競技の第一線に戻ってきた。来年のミラノ・コルティナ五輪への挑戦は明言しなかったが、マイアは「これからもできることをやっていきたい」。2人の氷上での物語が再び動き出した。17~18年シーズン以来、8季ぶりの国際大会となったシブタニ組は、11月8日まで大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われたNHK杯でひときわ大きな存在感を放った。7日のリズムダンス(RD)は1番滑走で登場。アップテンポな曲に乗り、「澁谷兄弟」「チーム澁谷」と日本語で書かれた衣装で躍動感たっぷりに踊った。 8日のフリーでは一転、10季前に使用していたプログラム「フィックス・ユー」でしっとりと舞った。大会を6位で終え、マイアは「この瞬間は一生の思い出になる」と感無量の表情だった。アレックスも「今日のパフォーマンスは特別なもの」と復活の第一歩を喜んだ。 「ハルミ」と「ヒデオ」のミドルネームを持つ日系米国人の兄妹。04年にカップルを結成し、米国代表として14年ソチ五輪に初出場し、18年平昌五輪では銅メダルに輝いた。アジア系として初めてアイスダンスでメダルを手にし、その後は競技を休養していた。この7年間で、マイアは腎臓がんを乗り越えた。19年に腫瘍が見つかり、手術した。「体の回復は思っていたよりも大変で、そのあとは気持ちがついていかなかった。人生が変わるような辛さだった」と振り返る。周囲に支えられて復活を遂げ、現在は「もう健康になっている」と強調した。 苦しい時間を過ごしたマイアを支えたのは、アレックスとのスケートの時間だったという。「ただ楽しむために氷の上に立ったことで癒された。人生をさらに愛せるようになった」。競技への復帰は「包括的な判断」といい、健康を最優先に取り組んでいる。 復帰が五輪シーズンになったことには「たまたまこのタイミングだった」とし、強豪ぞろいの米国アイスダンスで来年2月のミラノ・コルティナ五輪へ挑戦するかは明言しなかった。「まだ改善の道を歩み始めたばかり」とマイア。大病を乗り越え、さまざまな経験を積んできた2人だからこそ表現できる物語を氷上に描いていく。(久保まりな).
日系米国人の兄妹が、氷上で万感の思いを表現した。フィギュアスケートのアイスダンスで2018年平昌五輪銅メダルのマイア・シブタニ、アレックス・シブタニ組(米国)がNHK杯で7年ぶりに国際大会に復帰した。妹のマイアは腎臓がんを乗り越え、競技の第一線に戻ってきた。来年のミラノ・コルティナ五輪への挑戦は明言しなかったが、マイアは「これからもできることをやっていきたい」。2人の氷上での物語が再び動き出した。17~18年シーズン以来、8季ぶりの国際大会となったシブタニ組は、11月8日まで大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われたNHK杯でひときわ大きな存在感を放った。7日のリズムダンス(RD)は1番滑走で登場。アップテンポな曲に乗り、「澁谷兄弟」「チーム澁谷」と日本語で書かれた衣装で躍動感たっぷりに踊った。 8日のフリーでは一転、10季前に使用していたプログラム「フィックス・ユー」でしっとりと舞った。大会を6位で終え、マイアは「この瞬間は一生の思い出になる」と感無量の表情だった。アレックスも「今日のパフォーマンスは特別なもの」と復活の第一歩を喜んだ。 「ハルミ」と「ヒデオ」のミドルネームを持つ日系米国人の兄妹。04年にカップルを結成し、米国代表として14年ソチ五輪に初出場し、18年平昌五輪では銅メダルに輝いた。アジア系として初めてアイスダンスでメダルを手にし、その後は競技を休養していた。この7年間で、マイアは腎臓がんを乗り越えた。19年に腫瘍が見つかり、手術した。「体の回復は思っていたよりも大変で、そのあとは気持ちがついていかなかった。人生が変わるような辛さだった」と振り返る。周囲に支えられて復活を遂げ、現在は「もう健康になっている」と強調した。 苦しい時間を過ごしたマイアを支えたのは、アレックスとのスケートの時間だったという。「ただ楽しむために氷の上に立ったことで癒された。人生をさらに愛せるようになった」。競技への復帰は「包括的な判断」といい、健康を最優先に取り組んでいる。 復帰が五輪シーズンになったことには「たまたまこのタイミングだった」とし、強豪ぞろいの米国アイスダンスで来年2月のミラノ・コルティナ五輪へ挑戦するかは明言しなかった。「まだ改善の道を歩み始めたばかり」とマイア。大病を乗り越え、さまざまな経験を積んできた2人だからこそ表現できる物語を氷上に描いていく。(久保まりな)
産経 サンケイ 新聞 ニュース 速報 政治 経済 社会 国際 スポーツ エンタメ
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
気鋭の美術家が筆を取り、着物に描く! 『加藤泉×千總:絵と着物』加藤泉(かとう・いずみ)●現代アーティスト1969年、島根県生まれ。現在は東京と香港を拠点に活動。おもな個展としてRed Brick Art Museum(中国・北京、2018年)、原美術館/ハラ ミ...
続きを読む »
【韓ドラ】韓国版『マザー』リバイバル放送 イ・ボヨン&400倍の競争勝ち抜いた子役、迫真演技俳優イ・ボヨン、ホ・ユルが共演したドラマ『マザー~無償の愛~』(2018年)が、CSホームドラマチャンネルでリバイバル放送されている。4月7日スタート、月~金曜の午前7時から放送。
続きを読む »
「ありがとう」と彼は手をとった 元付き人が語るクイーン、F・マーキュリーさんの最期英米合作映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)の世界的なヒットで再び脚光を浴びた英ロックバンド、クイーンの故フレディ・マーキュリーさん。この希代のボーカ…
続きを読む »
運動会リレーで大けが、わざと押したか偶然か 法廷で争った同級生5月は初夏の運動会シーズン。特に盛り上がるリレーは真剣勝負が醍醐味だが、白熱しすぎてケガにつながらないよう注意は必要だ。ある中学校の体育祭で先頭を走っていた女子生徒は背中に後続ランナーの手が当たって転倒し、命にかかわる重傷を負った。「わざと押された」と謝罪を求めたが、相手は故意ではないと譲らず、同級生同士が法廷の場で争うことになった。9時間の緊急手術「位置について、よーい」。2018年、奈良
続きを読む »
元セクシー女優が告白する引退後のリアル。彼氏から「やっぱりプロだね」職場で嫌悪感を示す同僚も (2025年9月7日)2018年、鮮烈な輝きを放ちながらセクシー女優を引退し、瞬く間に伝説と化した音市美音さん。引退後はファンイベントを中心に活動。そのキュートな笑顔で多くのファンの心を掴んできた彼女が、ついに待望の写真展...
続きを読む »
アン・ボヒョンも出ていた… “愛憎ドラマの女王”イ・ユリの2018年作『かくれんぼ』放送<あらすじ・キャスト>韓国俳優イ・ユリが主演を務めた連続ドラマ『かくれんぼ』(2018年)が、CSホームドラマチャンネルであす9月30日から放送される。毎週火・水曜の午後3時20分~ほか。
続きを読む »



