時代の変化を受けて、リブランドを進めているのがエナジー飲料「リアルゴールド」だ。アーティストYOSHIKIや『キングダム』などのアニメとコラボし、5200万ダウンロードを突破したアプリ「Coke ON」によって緻密なマーケティングを試みている。
こうした時代の変化を受けて、リブランドを進めているのが「リアルゴールド」だ。リアルゴールドは日本コカ・コーラが1981年に発売した飲み物で、当時は瓶入り商品だけで展開していた。容量も140ミリリットルと小容量で、栄養ドリンクを意識していた飲み物だ。
河合和人 2011年、日本コカ・コーラに入社。カスタマー&コマーシャルリーダーシップ部で、スーパーマーケット、ドラッグストア、ディスカウントストアの購買者マーケティングを担当。2016年からマーケティング本部にて「ミニッツメイド」「カナダドライ」「ファンタ」などのブランドを担当。現在はディレクターとして「リアルゴールド」を中心としたエナジー飲料、および「カナダドライ」を中心とした大人向け炭酸飲料のブランドを担当 一方で、昔ながらの栄養ドリンク的な小容量を求める愛飲者も多く、缶入りの「リアルゴールド」も同時展開している。缶入りのリアルゴールドは、160ミリリットルと190ミリリットルの2種類で展開しており、コンビニなどの小売店より、主に自販機で販売しているのも特徴だ。栄養ドリンク的位置付けからエナジードリンクを意識したブランド転換を狙っているリアルゴールド。競合商品がひしめく中、いかにして差別化を図るのか。実はリアルゴールドには、栄養ドリンクを競合に意識していた頃からの「ある究極の違い」があるという。河合ディレクターが明かす。
宿泊業・飲食サービス業 取材 マーケティング・シンカ論 売上向上 商品開発
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