4歳娘と無理心中 林眞須美長女(37)の地獄 和歌山カレー事件から23年目の悲劇 週刊文春
1998年、4人の命が奪われた和歌山カレー事件。両親が逮捕された一家の長女は、養護施設で3人の弟妹の親代わりとして苦労した末、資産家と結婚し子宝にも恵まれた。だが、運命は暗転して――。“殺人犯の娘”という十字架を背負い続けた女性の一生に迫る。その後、4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒に陥り、和歌山県警がヒ素混入事件として捜査を開始。やがて疑惑の目が向けられたのは、近所の豪邸に住む6人家族だった。そんな中、自宅を取り囲む報道陣に鋭い視線を浴びせる中学3年生の女子生徒の姿があった。身長160センチで母親譲りのふくよかな体型。林健治、眞須美夫妻の長女・優子(仮名)だった。当時、次女は中学2年、長男は小学校5年、三女は4歳。報道陣が「お父さんはなぜ家から出てこないの」と彼らに尋ねると、優子は周囲を見回し、鬼の形相で気色ばんだ。だが、その後、四きょうだいは和歌山カレー事件の“殺人犯の子供”、さらに“死刑囚の子供”として重い十字架を背負いながら生きることを強いられた。「母親が自宅に戻ったところ、黒い血のようなものを吐きながら倒れていた心桜さんを見て、自ら119番通報。搬送先の病院には父親が付き添った
ところが、心桜さんが見つかった約2時間後、事件は不穏な展開を見せる。心桜さんの母親(37)と次女(4)が関西国際空港近くの海上で浮いているのが発見されたのだ。関空連絡橋から身を投じ、無理心中を遂げた母親こそ、眞須美の長女である優子だったのだ。
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