「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスの粟田貴也社長とニッポン放送の番組で対談した。出会いは28年前だ。
私の講演会を粟田さんが聞きにきて終演後、控室をアポなしで訪ねてきて「お話を聞かせてください」と言われた。その時の熱意はよく覚えている。当時、郊外型の焼鳥店を経営していて、ワタミが上場したときの新聞広告を壁に貼り「自分もこうなるんだ」と繰り返しイメージし続けたという。今では世界30の国と地域で2000店舗を展開している粟田さんだが、創業資金は私と同じ佐川急便のセールスドライバーでためた苦労人だ。
丸亀製麺は粟田さんの父親の地元、香川県にあった讃岐うどんのセルフの業態をまとめたものだ。「おいしい商品を提供するのはもちろん、麺をつくるシーンがあり、できたてを食べる体験を売りにしている飲食店は少ないと思った」と明かす。私の人生を振り返っても9割は運だが、粟田さんも、運や偶然をつかんでいる。焼鳥店で上場を考えていた中、鳥インフルエンザが襲い、うどん店に軸足を移した。ちょうど、ショッピングモールの建築ラッシュでフードコートに「体験型のうどんを出したら大ヒット」、全国からオファーが殺到し、06年に念願の上場を果たした。月1億円売り上げるホノルルの丸亀製麺もジョギング中に偶然見つけたという。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
地域間連系線の運用容量拡大策 EPPS動作条件の見直しと負荷制限の織り込み:第3回「将来の運用容量等の在り方に関する作業会」(1/5 ページ)電力系統の品質を維持するため、隣接エリアの周波数が低下した場合に、電力を瞬時に送電する「EPPS(緊急融通制御)機能」。しかし近年、周波数品質の悪化によりその機能が動作確実性が不安視されている。そこで電力広域機関の作業部会では、EPPS機能の新たな運用方法などについて検討を開始した。
続きを読む »
ホリエモンが語る「生成AIの本質」 宇宙ビジネスが切り開くデータ社会の未来とは?(1/2 ページ)札幌市で開催された「NoMaps2024」で、ホリエモンこと堀江貴文氏と、Lenovo(レノボ)を傘下に持つ投資会社「レジェンドホールディングス」副総裁の于浩氏が対談した。ホリエモンが語る「生成AIの本質」とは?
続きを読む »
ECサイトでスマホをお得に買う方法:楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、au PAY マーケットを攻略しよう(1/2 ページ)スマホ本体はキャリアで購入せず、自分で用意するという人も多いでしょう。中でもECサイトはポイント還元やキャンペーンによりお得に購入できる場合があります。今回は、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなど、主要なECサイトでお得にスマホを買う方法を解説します。
続きを読む »
首都圏の「住み続けたい街」 みなとみらい線が1~2位を独占 『SUUMO』副編集長の見解は?(1/2 ページ)リクルートが10月21日、「SUUMO住み続けたい街ランキング2023 首都圏版」(自治体・駅)を発表。総合ランキング(駅別)の1位は「みなとみらい」(みなとみらい線)で、2位にも「馬車道」(みなとみらい線)が続く結果に。その背景は?
続きを読む »
ServiceNowの取り組みから探る AIを業務に活用するための「ワークフロー×AI」とは:Weekly Memo(1/2 ページ)AIをさまざまな業務に有効活用するためにどんな手段があるか。こうした疑問に対して、「ワークフロー×AI」を掲げるのがServiceNowだ。ワークフロー×AIの要点を押さえつつ、この掛け合わせの有効性を探る。
続きを読む »
「物流業務の出来栄え」数値で評価できますか? 正しくKPIを立てる方法:仙石惠一の物流改革論(1/2 ページ)物流会社の多くで業務の出来栄えを評価する「管理指標」が存在していない。工場収益につなげるためには、本気で工場物流のムダを発見してつぶし、物流の出来栄えをきっちりと認識し評価できるようにすることが必要だ。
続きを読む »