今日23日は、寒冷前線が西日本から北日本を通過します。九州から近畿は昼頃まで、東海は断続的に雨や雷雨で、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。関東や北陸、東北も昼頃から雨や雷雨で激しく降る所がありそうです。北海道は雨や風が強まるでしょう。
最高気温は、高知市は30℃と昨日22日より6℃高く、真夏日になりそうです。フェーン現象で気温が上がる金沢市や新潟市は28℃と季節外れの暑さとなるでしょう。大阪市や名古屋市、東京都心、仙台市は26℃と湿度も高く、ムシムシしそうです。非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。 ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
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