スピードスケート女子の高木美帆(TOKIOインカラミ)らが所属の垣根を越えて結成した「チーム・ゴールド」が12日、明治北海道十勝オーバルで氷上練習を公開した。
チームは今季、オランダ人のデビット・コーチと高木、佐藤綾乃(ANA)、村上右磨(高堂建設)の3選手で始動したが、その後に女子5000メートルで北京五輪に出場したサネ・イントホフ(オランダ)や中国選手ら海外選手3人が加わったという。昨季は個人での活動を選んだが、練習相手がいないことが課題の一つだった高木は「チームが整ってきて、昨年まで抱えていた不安や心配事がなくなった部分がある。質の高いトレーニングができている。この決断がいい方向に向いているんだろうと思っている」と新たなチームへの手応えを示した。
昨季まで所属したナショナルチームを離れて加わった佐藤も、高木や他の選手の練習に取り組む姿勢から大きな刺激を受けていると明かす。今季の最大の目標である来年2月の世界選手権(カナダ・カルガリー)に向け「頑張っていこうという気持ちにさせてくれるチームメイトを持てて、すごく幸せ」と語った。初来日のサネも「種目は違えど一緒に滑ることで、いい方向にプッシュし合える」と充実した様子だった。 所属や国の垣根を越えたチーム・ゴールドは、デビットコーチの方針で選手それぞれの種目や目標に合わせたトレーニングを組んでいる。短距離を専門とする村上は現在は昨季に続いてカナダで調整を行うなど、個人としての活動も尊重している。新体制で戦うシーズンは10月20日の全日本距離別選手権(長野市エムウェーブ)で開幕する。
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