スピードスケート女子の高木美帆(29=TOKIOインカラミ)は10日、ドイツのインツェルで行われている世界選手権のオールラウンド部門を途中棄権すると公式サイト… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
スピードスケート女子の高木美帆(29=TOKIOインカラミ)は10日、ドイツのインツェルで行われている世界選手権のオールラウンド部門を途中棄権すると公式サイトで発表した。「悔しい思いもあるが、体が悲鳴をあげていて、滑るべきではないと判断した」と説明した。
7、8日に行われたスプリント部門で2度目の総合優勝。9日は短距離から長距離の4種目総合で争うオールラウンド部門に出場して、前半2種目を滑って総合3位だった。後半2種目が行われる10日は出場せずに、今季を終えることになり「いろんな面で悔しい最終大会となったが、自分の気持ちや課題もはっきりした。少し休んでから、また歩んでいきたい」とコメントした。 3日間で6レース目の3000メートルを滑り終えると、しばらく両手を膝に置いて苦悶(くもん)の表情を浮かべた。場内アナウンスで「レジェンド」と紹介された高木でも疲労の色は濃く、記録は低調だった。500メートルと1000メートルを2度ずつ滑って優勝したスプリント部門から一夜明けて連戦に挑んだものの「お勧めはしないな」とこぼし、棄権を余儀なくされた。
欠場する選択肢もあった中、当日朝に「もう滑れないという感じではなかった」と伝統のオールラウンド部門への出場を決断した。最初の500メートルは順当に首位発進したが、3000メートルは1000メートル通過の時点で「つらいな」。スピードは上がらず、タイムは1位から10秒近く離された。 8日夜に試合をこなし、9日昼に再びリンクを駆けた。29歳のオリンピック(五輪)金メダリストは、睡眠も十分に取れずに満身創痍(そうい)だった。総合3位で折り返し「できる範囲内でまとめた」と意地は見せたが、体の限界を迎えてシーズンを終えた。(共同)
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