【フィギュア】渡辺倫果は第2の故郷で合計182・08点「憧れの舞台に立てた。褒めるべき」

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【フィギュア】渡辺倫果は第2の故郷で合計182・08点「憧れの舞台に立てた。褒めるべき」
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【バンクーバー(カナダ)=阿部健吾】23年世界選手権代表の渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ/法政大)はフリー124・56点、合計182・08点だった。冒頭… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。

冒頭のダブルアクセル(2回転半)、ループ-トーループの連続3回転、3回転フリップと着氷。3回転ルッツは1回転となったものの、その後は3回転ルッツ-2回転トーループなど連続ジャンプも危なげなく降りきり、笑顔も見せた。「全然納得のいくものではなかったんですけれども、(前戦の)フィンランディア杯よりは自分の中でも成長を感じられている」と前向きに捉えた。

舞台はスケート留学で10代後半を過ごしたバンクーバー。コロナ禍で帰国を余儀なくされてから3年。ようやく再訪でき、「入国できただけでうれしくて泣きそうになった」。ホームステイ先の家族とも再会でき、友人たちにも会えた。 前日のショートプログラム(SP)は7位と出遅れていた。得点源の後半の連続3回転のループで転倒もあったが、見据えるのは上位進出。「なんとかなる、私次第」と気持ちを奮い立たせた。フリーにはさらに多くの知人が会場で応援してくれる予定で「それを力に変えていければいいかな。声援もすごい今日も大きかったので、日本から来てくださってるファンの方々もいるので、そこも受け止めて、しっかり力に変えていければいいかな」と誓っていた。

フリーを終えて感慨深げに言った。「憧れの舞台というか、自分では滑ることができないであろうと思ってたこの氷の上に立つことができたので、まず自分の中で褒めるべきだと思います」。次戦は第4戦中国杯(重慶)に出場する。

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