今年1月の第100回箱根駅伝で青学大の10区を務め、優勝のゴールテープを切った宇田川瞬矢(3年)が1時間2分37秒で優勝した。前回の箱根駅伝1区9位の荒巻朋熈(3年)が1時間3分38秒で2位、エース
の黒田朝日(3年)の弟の然(1年)が1時間3分47秒で3位、喜多村慧(4年)が1時間4分14秒で4位、駿河台大の徳本一善監督(44)の長男・陽(1年)が1時間4分17秒で5位と上位を独占した。
青学大の原晋監督(57)は箱根Vメンバーの宇田川と荒巻について「宇田川は5キロから単独でゴールまで走り切り、昨季より1段階、レベルが上がりました。安心して復路の単独走を任せられます。荒巻は今季、やや出遅れていましたが、昨季のレベルに戻った。これからもっと上がってくるでしょう」と評価した。 原監督はハーフマラソン初挑戦だった黒田然と徳本についても「1年生としてはまずまず。来季以降につながります」と及第点を与えた。黒田の父・黒田将由さんと徳本の父・徳本一善監督は法大時代のチームメート。2001年の箱根駅伝では黒田さんが1区3位、徳本監督2区2位と好走し「オレンジエクスプレス」を「編成」。その年、法大は5区の大村一さんが終盤まで優勝争いを演じた。黒田朝日はすでに学生トップレベルの選手に成長。原監督は「然も陽も名選手だったオヤジさんたちと同様の片りんを見せつつあります」と期待を込めて話した。
同日開催の世田谷246ハーフマラソンでも新人の安島莉玖(1年)が1時間2分55秒で優勝した。2位に平松享祐(2年)、3位に中村海斗(2年)、4位に佐藤愛斗(1年)、5位に本間創(2年)と下級生が上位を独占。連覇を狙う第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて、選手層は厚みを増している。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
【全日本大学女子駅伝】名城大の米田勝朗監督「この負けをどう力に変えていくか」4位で8連覇ならず前人未到の8連覇を目指した名城大は4位だった。1区の米沢奈々香(3年)が9位と出遅れ、3区の石松愛朱加(3年)が7位に、4区の瀬木彩花(2年)が5位に押し上げるも、首位争いには届かない。最終6区の主
続きを読む »
夢をプロ野球選手から走り幅跳びのトップ選手へ…聖和学園・土屋拓人が世界へ跳ぶ(2024年9月28日)|BIGLOBEニュース聖和学園(宮城)には走り幅跳びで圧倒的な跳躍を見せ、世界の舞台で活躍する土屋拓人(3年)がいる。小~中学校ではプロ野球選手を目指していたが、高校から陸上に転向。自己ベストは7…|BIGLOBEニュース
続きを読む »
東洋大・柳田大輝が10秒09で優勝 パリ五輪での悔しさ糧にロス五輪へ…陸上日本学生100メートル男子100メートル決勝が行われ、400メートルリレーでパリ五輪代表の東洋大の柳田大輝(3年)が10秒09(向かい風0・4メートル)で2年連続優勝を果たした。2位は早大の井上直紀(3年)で10秒13
続きを読む »
【甲子園】京都国際初優勝に貢献した道産子球児…恩師に「約束」以上の贈り物第106回全国高校野球選手権大会の決勝が23日、甲子園で行われ、京都国際が2―1で関東第一(東東京)を下し、初優勝を果たした。全試合出場の高岸栄太郎内野手(3年)、沢田遥斗外野手(3年)をはじめ、服
続きを読む »
“愛の説教”でよみがえった 神村学園のプロ注目スラッガーが大社のエース馬庭撃ち4強が出そろった。関東第一(東東京)は東海大相模(神奈川)との関東勢対決を制し、9年ぶり2度目の準決勝進出。主砲の高橋徹平三塁手(3年)が7回、プロ注目左腕・藤田琉生(3年)から左中間席へ高校通算6
続きを読む »
青森山田春夏初4強導く吉川勇大の木製バット「かっこよくて、自分に合った長さやバランスで使える」昨冬から愛用4強が出そろった。関東第一(東東京)は東海大相模(神奈川)との関東勢対決を制し、9年ぶり2度目の準決勝進出。主砲の高橋徹平三塁手(3年)が7回、プロ注目左腕・藤田琉生(3年)から左中間席へ高校通算6
続きを読む »