「トヨタ・クラウン スポーツ」にプラグインハイブリッド車(PHEV)が登場。先にデビューしたハイブリッドがトヨタ車の最上級グレードでは一般的な「Z」を名乗るのに対し、PHEVには特別な「RS」が与えられている。果たしてその仕上がりは?
「足元を見る」とは人の弱みにつけこむ、とのあまりよろしくない慣用句だが、実はわれわれも、そういう意味ではないけれど足元を見がちだ。ホイールとタイヤとブレーキが気にならないクルマ好きはいませんよね。その点、PHEVのクラウン スポーツRSは頼もしい。ひと足先に発売されたハイブリッドと同じ21インチの大径ホイールを装着しているのだが、大きなブレーキディスクと赤いキャリパーがたくましく、見た目だけで(もちろん性能面でも)本物感にあふれている。マットブラック塗装の専用アルミホイールも、奥のブレーキをよく見せんがためのスポークが細いデザインだという。
いいじゃないか、こうじゃなくちゃ。せっかくの肉感的なボディーなのだから、つま先まで気を遣わなければもったいないというもの。対向6ピストンをアピールする「OP-6」のアルミキャリパー(フロントのみ、リアはスチール製)のロゴはちょっとあれだが、失礼ながら、ライト類とブレーキには金をかけない傾向があるトヨタにしては珍しい大奮発だ。トヨタの標準装備としては初めてではないかと推測するが、この辺については口が重い。社内事情があるのかもしれない。大径ホイールを採用しながら、その奥に見えるブレーキが貧弱だと何とも寂しい気持ちになってしまうものだが(トヨタ以外にも日本車には多い)、クラウン...
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