豊昇龍が平戸海に敗れて3敗目を喫し、横綱昇進は絶望的な状況となりました。場所後の横綱昇進は絶望的となり、3月の春場所は93年初場所以来32年ぶりとなる横綱空位の危機に直面しました。
綱獲りの大関・ 豊昇龍 は平幕・平戸海に突き落とされ、痛恨の連敗で3敗目を喫した。平幕に3敗するなど内容も乏しく、場所後の 横綱昇進 は絶望的。3月の 春場所 は93年初場所以来32年ぶりとなる 横綱空位 の危機に直面した。単独首位で折り返した平幕の金峰山が1敗の尊富士との激しい攻防を制し無傷の9連勝。1差で平幕の千代翔馬が追い、2敗は平幕の王鵬、尊富士となった。
「荒れる初場所」は波乱の嵐が日増しに猛威を振るっている。過去6戦全勝とカモにしていた平戸海に足をすくわれた豊昇龍は館内が騒然とする中、寂しそうに支度部屋に戻ってくると、右手で報道陣を制止した。はあーと息をついて前かがみになる姿は寂しいものだった。 前日、正代に敗れ2敗目を喫した。もう負けられない状況の中、立ち合いから手を伸ばして突き放していくが、正代戦同様に足がついていかない。前のめりになってバランスを崩し、相手の狙い澄ました突き落としの餌食となった。平幕に連敗、そして3敗目。八角理事長(元横綱・北勝海)は「豊昇龍は足が出ていない。安全にいこうという気持ちで、上体にばかり力が入っていた」と言及した。
横綱審議委員会の推薦内規には「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」とある。昇進問題を預かる審判部の高田川審判長(元関脇・安芸乃島)は「残り、どんな相撲を見せてくれるか。優勝がどのライン(何勝)になるか、分からなくなっている」と語った。だが九州場所の豊昇龍は優勝次点。仮に12勝で優勝しても物足りなさは否めない。1場所15日制が定着した1949年夏場所以降に誕生した横綱33人のうち、直前場所で連敗して昇進した例はない。 5日目には20場所も一人横綱として引っ張ってきた照ノ富士が引退した。先場所優勝の琴桜は早々と昇進の可能性が消滅し、この日で6敗目。綱獲りが期待された2大関がコケた。春場所は、北勝海が92年夏場所前に引退し、曙が93年春場所で新横綱に昇進するまで番付上4場所空位だった時以来32年ぶりに横綱不在となる可能性が高まった。
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