(11日配信の記事で、見出しの「利上げ」を「利下げ」に訂正しました)[メキシコ市 10日 ロイター] - メキシコ中央銀行が10日発表した9月の理事会議事要旨によると、理事会はインフレ率鈍化により主要...
10月10日、メキシコ中央銀行が発表した9月の理事会議事要旨によると、理事会はインフレ率鈍化により主要政策金利をさらに引き下げ得ると予想している。写真は同中銀。4月、メキシコ市で撮影(2024年 ロイター/Henry Romero) - メキシコ中央銀行が10日発表した9月の理事会議事要旨によると、理事会はインフレ率鈍化により主要政策金利をさらに引き下げ得ると予想している。議事要旨によると、ほとんどの理事会メンバーは国内インフレ見通しが改善していることに同意し、コアインフレ率の伸びについては全員が引き続き鈍化傾向にあるとの認識で一致した。ただ、大半のメンバーは依然インフレ圧力が課題だと懸念を示した。
総合インフレ率は8月に前年同月比4.99%上昇したが9月に4.58%に鈍化しており、追加利下げ期待が高まっているものの、理事会メンバー全員がサービス部門のインフレは引き続き粘着性があることを示していると強調した。 議事要旨によると、匿名扱いのある委員は「国内インフレをよりよく反映するサービスインフレは低下に対し抵抗力があることを依然示しているし、水準は高いままだ。民間消費の回復力を考慮すると、こうした粘着性は持続する可能性がある」と述べた。 9月理事会で利下げ案に反対票を唯一投じたヒース副総裁は「粘着性のあるサービスインフレに対し望ましい効果をもたらすには」忍耐が必要だと主張。その上で「金融緩和サイクルを時期尚早に開始すれば、自己満足のシグナルとなり、高い総合インフレ率に満足しているという印象を与えかねない」と述べた。
ニューズウィーク Newsweek Newsweek Japan ニュース News 国際 ワールド 世界 経済
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
メキシコ中銀、追加利上げ可能と予想 インフレ鈍化で=議事要旨メキシコ中央銀行が10日発表した9月の理事会議事要旨によると、理事会はインフレ率鈍化により主要政策金利をさらに引き下げ得ると予想している。
続きを読む »
訂正-日経平均は大幅反発、3万9000円目前に 配当取りの買い活発東京株式市場で日経平均は、前営業日比1055円37銭高の3万8925円63銭(訂正)と大幅に反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株の上昇、ドル/円の円安基調が支えとなった。きょうは9月末決算銘柄の権利付き最終日となるため、配当権利取りの買いも活発だった。東証プライム市場では幅広い業種が買われ、日経平均は心理的節目の3万9000円に迫った。
続きを読む »
ECB当局者、利下げペースについて広く選択肢残すこと望む-議事要旨欧州中央銀行(ECB)当局者は、インフレが完全には沈静化しておらず、ユーロ圏経済のリスクが高まる中で、利下げのペースについて柔軟性を維持したいと考えていた。9月11、12日の政策委員会の議事要旨から分かった。
続きを読む »
FOMC参加者の「大多数」、9月の大幅利下げ支持=議事要旨米連邦準備理事会(FRB)が9日公表した9月17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨から、当局者の「大多数」が50ベーシスポイント(bp)の大幅利下げで金融緩和政策を開始することを支持したことが分かった。また、9月の決定が将来における利下げペースを確約するものではないという点でさらに幅広い合意があったことも示された。
続きを読む »
訂正:東京メトロのIPO、仮条件は1100-1200円 想定価格1100円(本文2段落目の「2672億6000万円」を「約3340億円」に訂正します。)[東京 7日 ロイター] - 東京地下鉄(東京メトロ)は7日、新規公開の仮条件を1100-1200円に決定したと発...
続きを読む »
訂正(9月30日配信記事)-中国人民銀の国債オペ、9月は2000億元買い入れ(英文の訂正により、本文6段落目のウェイ・リー氏の肩書きを「BNPパリバ・アセット・マネジメントのマルチアセット・クオンツ・ソリューション・ポートフォリオ・マネジャー」から「BNPパリバの中国マルチア...
続きを読む »