まさかの失冠から中10日。地元対局で藤井が躍動した。 戦型は先手・山崎の得意戦法・相掛かりで、序盤は互いに静かな駒組み。昼食後に角と飛車を交換すると藤井がじ… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
将棋の第95期棋聖戦5番勝負第3局は1日、名古屋市の万松寺で指され、後手の藤井聡太棋聖(21)=王将含む7冠=が挑戦者・山崎隆之八段(43)に100手で勝利した。シリーズ対戦成績を3勝0敗とし、タイトル5連覇を達成。史上最年少となる自身初の永世称号「永世棋聖」資格を獲得した。戦型は先手・山崎の得意戦法・相掛かりで、序盤は互いに静かな駒組み。昼食後に角と飛車を交換すると藤井がじわりと攻勢を強めて終盤に突入。AIの形勢判断は徐々に「藤井曲線」を描く中、一直線に踏み込むとそのまま押し切った。最年少記録については「あまり意識していることではなかったが、最初のチャンスでつかめてよかった」とした。これで歴代の棋士に並び、将棋界に名を刻んだ。「光栄なことだと思っています。同時に今後の活躍がより問われるのかなと思っています」と気を引き締めた。藤井は6月20日に行われた甲府市での叡王戦第5局、伊藤匠叡王(21)に敗れて2勝3敗で自身初の失冠。タイトル初挑戦した20年度棋聖戦以来、敗退は初めてで、自身の持つタイトル連続獲得は歴代最多の22期でストップ。昨年10月11日の王座戦第4局で全8冠を独占して以来、
将棋の第95期棋聖戦5番勝負第3局は1日、名古屋市の万松寺で指され、後手の藤井聡太棋聖(21)=王将含む7冠=が挑戦者・山崎隆之八段(43)に100手で勝利した。シリーズ対戦成績を3勝0敗とし、タイトル5連覇を達成。史上最年少となる自身初の永世称号「永世棋聖」資格を獲得した。戦型は先手・山崎の得意戦法・相掛かりで、序盤は互いに静かな駒組み。昼食後に角と飛車を交換すると藤井がじわりと攻勢を強めて終盤に突入。AIの形勢判断は徐々に「藤井曲線」を描く中、一直線に踏み込むとそのまま押し切った。最年少記録については「あまり意識していることではなかったが、最初のチャンスでつかめてよかった」とした。これで歴代の棋士に並び、将棋界に名を刻んだ。「光栄なことだと思っています。同時に今後の活躍がより問われるのかなと思っています」と気を引き締めた。藤井は6月20日に行われた甲府市での叡王戦第5局、伊藤匠叡王(21)に敗れて2勝3敗で自身初の失冠。タイトル初挑戦した20年度棋聖戦以来、敗退は初めてで、自身の持つタイトル連続獲得は歴代最多の22期でストップ。昨年10月11日の王座戦第4局で全8冠を独占して以来、254日で全8冠独占が崩れたが、引きずることなく変わらぬ強さを見せつけた。
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