萩生田光一元政調会長は、SNS上の保守層が排他的な傾向にあると指摘し、もっと包摂的な社会を目指すべきだと訴えました。また、LGBT理解増進法の審議過程や、地方自治体の過度に積極的な条例制定についても言及しました。
自民党の萩生田光一元政調会長は8日のインターネット番組「ニッポンジャーナル」で、SNS上で「保守」とされるネットユーザーらが排他的な傾向にあると指摘して、疑問視した。「一度地雷を踏むと『こいつはダメだ』みたいに、『保守比べ』が分断を生んでいる。保守の定義は幅広い。もっと包摂的な国にしていくべきだ」と語った。「『萩生田は移民政策に賛成なのか』など極論になってしまう。『あいつは保守じゃない』と騒ぎになる」と述べた上で、「(外国人の子供の一部が)言葉の壁で社会からドロップアウトする。(親である外国人を雇う)企業側にお金を出してもらい、社会で生活できる環境をつくるべきだ」と指摘した。移民政策には重ねて反対の立場を示した。
一方で、萩生田氏は政調会長を務めていた令和5年の通常国会で成立したLGBT理解増進法を巡り、拙速な審議過程などが問題視されたことにも言及した。萩生田氏は「短く形式的な質疑で終わってしまったことで不安を深めてしまった。反省している」と述べ、他の法案審議との兼ね合いで十分な時間が取れなかったことを釈明した。ただ、同法の狙いに関しては「差別しない包摂的な社会をこれからも続けていくということだ」と述べた上、一部の活動家らが求める急進的な「差別禁止法」やLGBT条例の制定を抑止したと説明した。「地方の自治体の長で前のめりな人が(行き過ぎた)条例を作り始めている。女湯に男の人が入ることがおかしくない自治体が出てしまう問題もあった。全国のおかしな条例のストッパーになっている」とも述べ、同法の意義の一つを紹介した。同法の施行に伴って、自民の有志議員が設立した「女性を守る議連」(略称)は公共施設管理者に女性トイレなどでの安心・安全の確保策を求める法案の提出を準備している。萩生田氏は「心配される女性の人権を守るような法律も新しく作っている。網目を細かくして想定外のことが起きないような事態にしている」と強調した。
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