草間彌生の落札総額7億超え、揺るぎない存在感【Art Market Review】 - 資産運用・資産形成|QUICK Money World

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草間彌生の落札総額7億超え、揺るぎない存在感【Art Market Review】 - 資産運用・資産形成|QUICK Money World
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10月25日(金)・26日(土)にヒルサイドフォーラム(東京・代官山)で、SBIアートオークションによるオークション「Modern and Contemporary Art」が開催された。国内作家、海外作家の良質な作品が […]

10月25日(金)・26日(土)にヒルサイドフォーラム(東京・代官山)で、SBIアートオークションによるオークション「Modern and Contemporary Art」が開催された。国内作家、海外作家の良質な作品が平面作品を中心に、308点出品された。通常、セール前には同会場内で下見会が行われ、実際の作品を鑑賞することができる。今回のセールでは、10月初旬に韓国・ソウルで海外巡回の下見会を行う、初めての試みもあり、開催前から注目が集まった。2日間の出来高は、落札総額15億2959万2000円(落札手数料含む・以下同)、落札率は90.3%を記録し、年内最後のセールを好結果で締めくくった。1日目は、マルチプル(量産)作品を中心に落札予想価格平均70~113万円程度の作品が169点出品された。単日の落札総額は1億8855万4000円、落札率は92.3%となった。2日目は、オリジナル作品を中心に、落札予想価格平均660~1114万円程度の作品が139点出品された。単日の落札総額は、13億4103万8000円、落札率は、72.

1日目のセール冒頭には、草間彌生のマルチプル作品が19点続けて出品された。2日目には、オリジナル作品を主に8点の出品があり、合計28点の草間作品がセールにかけられた。1点のみ不落札だったが、他の作品はすべて落札予想価格を超えて落札されている。中でも、LOT.219《Pumpkin》(アクリル・キャンバス、45.5×38.0㎝)は、落札予想価格内の2億4725万円で落札され、トップロットとなった。草間だけの落札総額は7億8723万2500円を記録し、揺るぎない存在感をみせた。 大きな競り上がりで関心を集めたのは、2日目に出品されたLOT.196、中村宏の作品。セーラー服姿の一つ目や、のっぺらぼうの女学生が汽車に乗っている様子を描いた心象風景画の《修学旅行》(油彩・キャンバス、72.7 × 90.9 cm)は、落札予想価格200~300万円に対して、予想価格上限の7倍程度となる2300万円で競り落とされた。(いまい・うらら、1982‐)にスポットを当て、レポートする。神奈川県で生まれた今井は、多摩美術大学で油彩画を学び、2006年頃から活動している油彩画家である。生まれつき難聴で、音のない世界で生きている。身近にあるものをモチーフに、日常の何気ない現実風景などを優しい光とともに静謐に描く作風で知られ、国内外で高い評価を得ている。

本セールでは、2日目にオリジナル作品が2点続けて出品された。LOT.276《BUTTER TOAST》(油彩・キャンバス、24.2×33.2㎝)は、落札予想価格180~280万円に対し、506万円で落札された。代表的なモチーフであるトーストを描いた作品である。続く、LOT.277《PANCAKE》(油彩・キャンバス、22.0×27.3㎝)は落札予想価格160~260万円に対し、517万5000円で落札された。いずれの作品も落札予想価格上限を超えて落札されている。 LOT.276と同じ「トースト」を描いた3~6号の油彩作品の落札データを抽出し、ACF美術品指標で動向を見る。 落札予想価格平均は、2021年40~70万円から始まり、右肩上がりで上昇し、2024年では180~280万円まで4倍程度伸びている。落札価格平均は2021年240万円程度から始まり、常に落札予想価格平均を大きく上回り推移し、堅調だ。2023年に350万円程度まで下降するが、2024年には再び500万円程度の高値となった。この結果を受け、落札予想価格の更なる伸びが期待される。

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