苦闘も「戦う」大切さを再確認。桐光学園が全試合無失点の国見をPK戦で下し、決勝進出 ゲキサカ 高校サッカー 高校総体 インターハイ
ハーフタイム、桐光学園は鈴木勝大監督が、ベンチ外まで聞こえてくるような大声で選手たちに猛檄。「魂のないフットボールをするんじゃないよ!!」などの言葉が響き渡る。連戦の疲れがあったのかもしれないが、強度や切り替え、運動量、後方からのコーチングといった原理原則を欠いた前半。鈴木監督は今年、日本高校選抜のコーチとして欧州遠征に参加し、戦うことの重要性を再確認したという。その指揮官の下、強調されてきた戦うこと、ハードワークすることを選手たちは後半に表現した。
後半立ち上がりは、桐光学園が猛プッシュ。混戦で相手よりも一歩二歩と前に出てボールを刈り取り、前へ、前へと出て行く。そして、3連続でCKを獲得するなど国見に圧力をかける。主将の渡辺は「大事だと思います。一人ひとりが戦う姿勢を持たなければゲームに勝てないですし、そこは大前提として持っていると思います」。前半は薄れていたその姿勢が高まり、引き寄せた流れ。だが、国見はGK松本やDF陣が落ち着いて守備対応していたほか、中盤、前線の選手たちも献身的な守備を続けて得点を許さない。
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