Orbic(オルビック)が、フィーチャーフォンの「Orbic JOURNEY Pro 4G」を発売した。主に通話やSMSなどのメッセージサービスを利用する人に向けた端末。日本で初となる「KaiOS」を搭載しており、GmailやGoogle マップなどのアプリも用意している。
スマホやタブレットを引っ提げ、日本市場に参入したOrbic(オルビック)が、新たな端末を発売した。フィーチャーフォンの「Orbic JOURNEY Pro 4G」がそれだ。同機は非常にシンプルな折りたたみ型の携帯電話で、主に通話やSMSなどのメッセージサービスを利用する人に向けた端末。バッテリーの着脱が可能だったり、サブディスプレイが搭載されていたりするのも、かつてのフィーチャーフォンを想起させる。もう1つのトピックとして見逃せないのが、同機に日本で初となる「KaiOS」が搭載されている点だ。KaiOSとは、かつて日本でKDDIから発売された「Fx0」が採用していた「Firefox OS」から派生した、フィーチャーフォン向けのOS。Googleが一部資本を注入しており、同社のサービスに対応している他、日本からもKDDIがファンドを通じて出資を行っている。では、Orbic初のJOURNEY Pro...
一般的な2つ折りケータイと同様、開くと上部がディスプレイ、下部がカーソルキーやテンキーになる。待ち受け状態でテンキーを押すと、そのまま電話番号の入力画面になり、すぐに電話を発信できるのはフィーチャーフォンならでは。電話もアプリの1つであるスマホとの大きな違いといえる。キーは1つ1つが大きく、クリック感もしっかりあって押しやすい。連打したときにカチカチと音が鳴り、小気味よく文字を入力していける。縦に長く、上部のメニューキーにやや指が届きづらいのは難点だが、スマホの画面上部をタッチするよりは簡単。片手で容易に操作できるのは、フィーチャーフォンならではだ。操作体系も日本のフィーチャーフォンと似た部分が多く、かつて使ったことがある人なら、すぐに慣れることができる。一方で、ディスプレイはさすがに粗い。文字などのドットが普通に見えるだけでなく、撮った写真も実際のデータより汚く見えてしまう。当初はカメラの性能が相当低いのかも……と思っていたが、スマホやPCにメールで送信して確認したところ、屋外ではやや暗めながらも、それなりの解像感で写っていた。決して優秀なカメラというわけではないが、ディスプレイの性
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