米労働省が10日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.4%上昇した。食品価格の上昇を背景に市場予想の2.3%を小幅上回った。しかし、2021年2月以来約3年半ぶりの小幅な伸びにとどまったことで、米連邦準備理事会(FRB)は11月も利下げを継続する見通しだ。
米労働省が10日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.2%上昇し、上昇幅は前月と変わらなかった。首都ワシントン近郊のスーパーマーケットで2022年撮影。(2024年 ロイター/Sarah Silbiger/File Photo)
- 食品は0.4%上昇し、8月の0.1%上昇から伸びが加速した。一方、ガソリンは4.1%下落した。FHNファイナンシャルのマクロストラテジスト、ウィル・コンパーノレ氏は「CPIは予想以上に上昇したものの、FRBによる来月の0.25%ポイント利下げの軌道を逸脱させるほどは加速していない」と指摘。「インフレ加速を懸念させる要素もあったが、住宅インフレの減速は、今後のコアサービス価格鈍化に向け良い前兆だ」と述べた。中古車・トラックの価格上昇がコアインフレの前月比での上昇を主導した。そのほか医療関連は0.4%上昇、自動車保険は1.2%上昇、衣料品は1.1%上昇、航空運賃は3.2%上昇した。Inflation gauges
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