立憲民主党の野田元総理大臣は、来月の代表選挙をめぐり、党の千葉県連に所属する議員らから19日、立候補の要請を受けると明ら…
こうした中、立候補に期待する声が出ている野田元総理大臣は千葉県四街道市で記者団に対し、党の千葉県連に所属する議員らから19日、立候補の要請を受けることを明らかにしたうえで「文書は受け取らせていただくがその後は熟慮したい。10数年おきにしかやってこない政権交代のチャンスであり、本当に自分でいいのかと冷静に見極めたい」と述べました。また、 衆議院 の解散・総選挙の時期について「自民党の総裁選挙が終わり臨時国会が開かれたらほどなく実施されると思う。勝つためには『裏金問題』などで自民党からはく落した保守層にねらいを定め、日本維新の会や国民民主党との連携が重要だ」と述べました。再選を目指して代表選挙に立候補する意向を固めている、立憲民主党の泉代表は、記者会見で「未来に向けてこの党をどうしていくかだ。私も『若い世代が頑張れ』ということで、前回の代表選挙を戦った経緯があり、今後、仲間たちがどうしていきたいかなどさまざまな動きがあると思う。自民党総裁選挙でも若い議員が立候補表明し、時代がどんどん前に進んでいる」と述べました。
また、野田元総理大臣に立候補を要請する動きについて「先輩に頼りたくなる気持ちはわからないわけではないが、中堅・若手がみずから党をどう担えるか考えることが大事ではないか。先輩が有能で経験や実績があることは百も承知だが、中堅・若手は今の党の中でみずから何ができるのか考えてもらいたい」と述べました。立憲民主党の安住国会対策委員長は、神奈川県箱根町で記者団に対し「乱立すればいいというものではなく、しっかりと総理大臣候補になれるような人たちで競い合い、説得力のある議論をすることが政権への近道で甲子園でいえば代表選挙は準決勝だ。自民党と決勝で争う人は誰なのか堂々と議論するべきだ」と述べました。 そのうえで「代表選挙や自民党の総裁選挙が終わり、臨時国会を迎えると衆議院の解散・総選挙の空気感が強まっていく。リアルな政権交代をするためにほかの野党と胸襟を開いて話し合いをできる体制になればいい」と指摘しました。
また、野田元総理大臣に立候補を要請する動きについて「民主党政権で消費税率の引き上げなどに逃げずに一緒に戦ったので、私にとって欠くべからざる同志だ。立候補への期待感があることは事実だと思うが、推移を見守りたい」と述べました。
選挙 衆議院 国会 政治 NHK ニュース NHK NEWS WEB
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
野田元首相「熟慮したい」 出馬要請相次ぐ 立憲民主党代表選立憲民主党の野田佳彦元首相(衆院千葉4区選出)は19日、党の中堅・若手国会議員や千葉県連所属の国会議員、地方議員らと相次いで面会し、9月に実施される党代表選に出馬す...
続きを読む »
野田元首相「熟慮したい」 出馬要請相次ぐ 立憲民主党代表選立憲民主党の野田佳彦元首相(衆院千葉4区選出)は19日、党の中堅・若手国会議員や千葉県連所属の国会議員、地方議員らと相次いで面会し、9月に実施される党代表選に出馬す...
続きを読む »
立民・泉代表、続投へ意欲と不安 30日で任期満了まで3カ月 野田氏、枝野氏ら待望論も立憲民主党の泉健太代表の任期満了まで30日で3カ月となる。泉氏は再選への意欲をにじませており、党内グループ「新政権研究会」(約20人)を中心に続投待望論は根強…
続きを読む »
「政治とカネ」で党首討論 立民・泉氏、解散求める構え与野党は12日、党首討論を19日に開催すると合意した。開催は3年ぶりで岸田文雄政権下では初となる。立憲民主党の泉健太代表は首相の「政治とカネ」への対応が不十分として、国民の信を問うべきだと主張し衆院解散を求める見通しだ。泉氏はかねて自民党派閥の政治資金問題を踏まえた議員の処分や、政治資金規正法改正案に関し首相の政治改革の姿勢が不十分だと指摘してきた。党首討論でトップの責任を追及する。泉氏以外
続きを読む »
立民・泉氏、首相になりたいなら共産支援は一切受けず維新と組むしかない 平井文夫 ニュース裏表11日付の産経新聞で「泉氏 母校で『首相の座視野』」という記事を読み、筆者の立命館大学の後輩である立憲民主党の泉健太代表が、首相の座を狙うその心意気や良し!…
続きを読む »