MLBに限らず、欧州の名門サッカークラブなど世界の舞台で日本人アスリートが活躍する時代。タフな交渉役が務まる日本人エージェントの出現を期待したい── →移籍市場で躍動する「スポーツ代理人」 ビジネスの仕組みは
交渉の補佐役として各球団のニーズを分析する専門職員や契約書交渉を担務とする企業内弁護士、選手の資産運用や税務対策を担当する公認会計士、税理士、投資顧問まで、選手のニーズに幅広く対応する機能を持っている。先駆けはIMG社 タイガー・ウッズ、大坂なおみ等トップ選手を顧客に拡大
スポーツエージェントの先駆けは、1960年に、プロゴルファーとして絶大な人気を誇っていたアーノルド・パーマーが、オハイオ州クリーブランドの弁護士、マーク・マコーマックにスポンサー交渉のマネージメントを依頼したことが起源とされる。パーマーの成功を契機に、彼のもとには種目を問わず世界中の著名スポーツ選手が続々と顧客として集まり、IMG(インターナショナル・マネージメント・グループ)と名付けたエージェンシーは大成功を遂げた。その後もIMGは、スポーツ中継の制作会社、選手育成アカデミー、インターネット配信事業などに進出し、アスリートマネージメントでもタイガー・ウッズ、浅田真央さん、石川遼、松山英樹、大坂なおみ、そしてアカデミー出身の錦織圭やマリア・シャラポワさんなどとの契約で、拡大を続けてきた。
2003年にマコーマック氏が亡くなり、遺族によって投資会社フォーストマン・リトルに売却された後、14年に俳優や音楽アーティストの大手エージェンシーであるウィリアム・モリス・エンデヴァー(WME)に買収されて、現在に至っている。
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