移動の新しい価値を目指して生まれた「ソニー・ホンダモビリティ」。同社は今年の1月、北米ラスベガスでAFEELA(アフィーラ)プロトタイプを発表したのだが、そいつが日本に上陸し、ジャパンモビリティショーで初公開されることになった。その出来栄えはいかに?

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移動の新しい価値を目指して生まれた「ソニー・ホンダモビリティ」。同社は今年の1月、北米ラスベガスでAFEELA(アフィーラ)プロトタイプを発表したのだが、そいつが日本に上陸し、ジャパンモビリティショーで初公開されることになった。その出来栄えはいかに?
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移動の新しい価値を目指して生まれた「ソニー・ホンダモビリティ」。同社は今年の1月、北米ラスベガスでAFEELA(アフィーラ)プロトタイプを発表したのだが、そいつが日本に上陸し、ジャパンモビリティショーで初公開されることになった。その出来栄えはいかに?

完全自動運転が実現すれば、クルマのパワーや0-400mタイムは意味を失い、代わりにエンタメ環境やソフトウェアによるアップデートがクルマの新しい価値になるといわれる。そんな最先端のクルマ作りに挑むのがソニー・ホンダモビリティだ。AFEELAは、の語中に「FEEL」という単語を含んでいる通り、「人がモビリティを“知性を持つ存在”として『感じる』こと、また、モビリティがセンシングとネットワークに代表されるIT技術を用いて、人と社会を『感じる』こと」というインタラクティブな関係性を表現しているという。このクルマが表現しているのは、新しいクルマの価値。これまでの動力性能やパフォーマンスに代わって、ソフトウェアやネットワーク、ユーザー体験が新しいクルマの魅力となることを具体化したものだ。

パワートレインはもちろんフルエレクトリックだが、詳細は明かされていない。代わりに判明したのはクルマに張り巡らされた「神経系」。車内外の情報取得のために計45個のカメラとセンサーを搭載しており、その処理に用いるクアルコム製SoCは800TOPS(秒間800兆回)という演算処理能力を誇る。 エクステリアは、空力特性に優れた4ドアクーペ的造形だ。全長4895mm、全幅1900mm、全高1465mmというサイズは、トヨタ・カムリに近い。ドアノブはなく、オーナーの接近をカメラが自動認識して、ドアを開く仕組みだ。

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