女子１００メートルバタフライ決勝が行われ、池江璃花子（２３）＝横浜ゴム＝が５７秒３０の２位となり、日本水連が定める派遣標準記録（５７秒３４）を突破しての２位以内に入り、パリ五輪代表に決まった。五輪は
３大会連続、個人種目は２大会ぶりで２０２０年８月に白血病の闘病から復帰後は初。昨秋から単身で渡ったオーストラリアで確たる自信を取り戻し、本命種目で結果を残した。５０、１００メートル自由形にもエントリーする今大会、最初の種目で勢いをつけた。
２大会ぶりの個人切符をかけた本命種目の決勝。前半は１位で折り返した。「自分が思ってる以上に速くなってるし、自分の制御がきかないぐらい強くなってる証拠」とエンジン全開。後半は反動で疲れて平井に優勝こそ譲ったが、白血病から復帰後最大の目標だったパリ代表権だけは死守。「今の自分は、それですごく満足しています」。１００点満点の５７秒３０だった。
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