94歳で亡くなったブライダルデザイナーの第一人者、桂由美さんは18年8月1日、大阪市内で行われた「桂由美2018グランドコレクションIN大阪」で、日本のブライ… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
94歳で亡くなったブライダルデザイナーの第一人者、 桂由美 さんは18年8月1日、大阪市内で行われた「 桂由美 2018グランドコレクションIN大阪」で、日本のブライダル事業に「一生をささげてきた」と思いを語っていた。
桂さんはこの時、数年前から股関節を痛めており「手術して悪化してもいけないし、と、1年半悩んでいた」そうだが、18年に入って手術を決断。だが、その際に股関節の下の骨にひびが判明し、2カ月入院。退院約1カ月で、このイベントに登壇していた。旺盛なサービス精神に、菊地も「先生が一緒に歩かれたのでびっくりした」と驚くばかりだったが、当の桂さんは「菊地さんが思った以上にしっかりと手を握ってくれ、これなら歩けると思って歩いてしまいました」と笑顔で話していた。和装が基本だった日本のブライダルに洋装を取り入れた桂さんだが、日本の結婚式について「日本は長らく(結婚の)儀式と披露宴の区別がなかった」とも指摘。そこで「私は戦後、一生を日本のブライダル改革にささげてきたようなもの」と回顧した。
和装、洋装の以前に、日本でなじみが薄かった「披露宴」という概念を定着させたのも、桂さんの功績は大きい。それだけに、当時も、時代の流れを感慨深げに振り返ってもいた。結婚式は「女性の誰もが主役になる日」とも表現し、地味婚が「ブーム」になっていたことにも言及した。この時のイベントでは、菊地に純白ウエディングと、艶やかな打ち掛け和装の2種類を用意。桂さんはデザインを担う女性の個性、スタイル、骨格なども細かく観察しており、菊池の場合は「ハイウエストで(腰高、腰細に)見せ、流行のオフショルダー(鎖骨見せ)を取り入れようと考えいます」と話していた。
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