日本銀行は2023年2月23日(木)と24日(金)に金融政策決定会合を開催する。市場予想では、追加利上げが織り込まれており、政策金利の引き上げ幅は0.25%と見られている。 日銀の追加利上げは、トランプ米大統領就任後の金融・資本市場の安定と、国内の賃上げ勢い、トランプ新政権の政策を背景に予想されている。
政策金利 を含む決定の内容が市場に伝わるのは会合終了直後です。昼ごろの発表となることが多く、前回の昨年12月の会合では12時ごろに一報が伝わりました。これまでの結果発表時間は以下の通りです。7月31日 12時49分 追加 利上げ 決定 無担保コール翌日物金利を0.25%に引き上げ、国債購入額を26年1~3月期に月3兆円程度に減額する具体的計画を公表しました。展望リポート3月19日 12時28分 無担保コール翌日物金利をゼロ~0.1%に、マイナス金利解除、長短金利操作撤廃会合での議論内容については、会合で出た主な発言をまとめた「主な意見」が2月 3日(月)に、議論の詳細や流れをまとめた「議事要旨」が3月25日(火)にそれぞれ公表されます。今回は、会合2日目の24日(金)に、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」も公表されます。もし 利上げ に踏み切れば、24年3月のマイナス金利解除以降で 利上げ は3回目です。引き上げ幅が前回と同様に0.25%ならば、日本の 政策金利 の水準は0.
5%になり、17年ぶりの金利水準となります。 日銀の追加利上げがいよいよ迫っています。1月20日のトランプ米大統領の就任式後も金融・資本市場は大きく混乱していないためです。国内の賃上げモメンタム(勢い)とトランプ新政権の政策を理由に、利上げまで足りなかった「ワンノッチ(1段階)」を満たしたとみる市場参加者が多く、23~24日の金融政策決定会合での追加利上げを完全に織り込みつつあります
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