Noriyuki Hirata[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比62円09銭安の3万8352円34銭と反落して取引を終えた。米半導体大手エヌビディアの決算発表...
11月20日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比62円09銭安の3万8352円34銭と反落して取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比62円09銭安の3万8352円34銭と反落して取引を終えた。米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に手控えムードが強まる中、ウクライナ情勢への警戒感が上値を抑制した。材料の出た個別銘柄の物色は活発だった。
エヌビディア決算は堅調と見込まれているが、市場の織り込みも進んでおり投資家の目線が高まっているとみられている。先行きの見通しなどでポジティブサプライズがなければ「セル・ザ・ファクト(事実で売る)になりやすい」(auカブコム証券の山田勉マーケットアナリスト)との見方が聞かれた。 一方、ウクライナ情勢は投資家心理を冷やした。米国から供与された長距離地対地ミサイルでロシア西部の兵器庫を攻撃し、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の改定を承認したことが警戒された。市場では「核戦争に発展する現実味は高くなく、今のところ過度に警戒されているわけではない」(国内証券のアナリスト)との声があった。
ソニーグループによる買収協議が前日報じられたKADOKAWAが一時ストップ高。ソニーGもしっかりだった。セブン&アイ・ホールディングスは創業家側が今年度中に買収の手続きを完了させるとの一部報道が支援材料となり大幅高だった。アクティビストによる株保有が伝わった東京ガスにも買いが集まった。
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