2010年にデビューした「日産ジューク」は、個性的なデザインが目を引くモデルであり、新鮮なコンパクトクロスオーバーのひとつだった。では、その後継モデルは改良を経てどんなクルマになったのか? 試乗した印象を報告しよう。 ※この記事は「AUTO BILD JAPAN Web」より転載したものです。
インテリアは大幅にアップデートされている。グローブボックスやセンターアームレストの容量は拡大され、全方位の視界を提供するパーキングカメラは0.3メガピクセルから1.3メガピクセルへと高解像度化を実現。新しい「N-Sport」ラインには、ヘッドレスト一体型シートにスピーカーが内蔵されているが、調整可能なランバーサポートは備わっていない。
最新のジュークは、より大型な車種からインフォテインメントシステムを借用している。フルHD解像度の12.3インチスクリーンがセンターに備わり、スマートフォンをワイヤレスでミラーリングし、より敏感に反応する。タッチ操作だけでなく、例えば、市町村名・番地方式に従った音声による住所入力にも、きめ細かく反応する。 このシステムには、最高出力95PSの1.6リッター4気筒自然吸気エンジンと同48PSのモーターが組み合わされており、さらにギアボックス内にもう1つ電動モーターを搭載する。システム全体はルノーのもので、「クリオ ハイブリッド」にも採用されている。不思議なことに、ルノーはこのトランスミッションについて「F1からの技術的フィードバックがある」と宣伝しているが、全負荷状態でのギアチェンジのタイムラグは、日常ユースにおいてはわずらわしい。視覚的には、ジュークは若々しくてポップだが、パワートレインに関しては、経済性を追求しすぎている感がある。新型のハイブリッドシステムとしては、もっと生き生きとしたドライブトレインが望ましい。2019年までトップエンドに置かれていた、最高出力218PSの「ジュークNISMO」を思い起こすといいだろう。
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