投資信託が一定期間に上げたリターンと、それを保有している投資家のもうけは必ずしも一致しない。そのファンドの基準価格が高いときに買い、安いときに売った投資家のリターンは低くなり、逆に安値で買って高値で売ればもうけが膨らむ。個々の投資家のリターンは売買タイミングなどによってバラバラだが、投資家全員の実際の平均リターンはどれくらいか。それを知るには、「保有者損益率(インベスターリターン)」と呼ばれる指
インベスターリターンは、ある投資信託を購入または売却した投資家の平均的なリターンを示したもの。3年、5年、10年など一定期間に売買した不特定多数の投資家全員について、実際のリターンを平均化して年率表示する。当初から一定期間保有し続けた場合のリターン(一括投資リターン)に対し、インベスターリターンは売買タイミングの影響を大きく受けるのが特徴だ。
インベスターリターンと一括投資リターンがどれくらい違うのか、2023年9月末時点での大型ファンドの状況を調べた(図1)。対象にしたのは、5年以上の運用実績がある国内公募の追加型株式投信(上場投資信託=ETF、ラップ専用を除く)のうち、純資産総額(残高)上位10本。5年のインベスターリターン(年率)を計測し、同期間の一括投資リターンよりも優位な順にランキングした。算出に使う資金流入額(分配額控除後)のデータは、精度を高めるために日次ベースの数値を用いた。」。5年のインベスターリターンは19.5%(年率)と、一括投資リターン9.7%(同)の約2倍だった。資金流入額と基準価格(分配金再投資ベース)の推移をみると、20年前半のような値下がり局面でも資金流入が続いている(図2)。その後に大きく値上がりしたことで、インベスターリターンの向上につながったとみられる。
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