福岡県警交通機動隊巡査長の大久保智史さん(32)と石原敬斗(はやと)さん(28)が、茨城県ひたちなか市で開かれた「全国白バイ安全運転競技大会」(7〜9日)で、個...
福岡県警交通機動隊巡査長の大久保智史さん(32)と石原敬斗(はやと)さん(28)が、茨城県ひたちなか市で開かれた「全国白バイ安全運転競技大会」(7〜9日)で、個人総合1、2位を勝ち取った。県警勢の個人総合1位は49年ぶり2回目の快挙。大会に向けた特別訓練員(特練)として有終の美を飾った2人は経験を糧に、交通取り締まりや後進の育成に意欲を燃やしている。◇「兄弟のよう」切磋琢磨
大久保さんと石原さんは共に5年前に特練に指定され、県警自動車運転訓練場(飯塚市)で訓練を重ねてきた「兄弟のような存在」(大久保さん)。大久保さんは常に大会本番の緊張状態をイメージして「心の筋肉」を鍛え、石原さんは陸上短距離で培った下半身を生かした力強い走りを磨いてきたという。 3日間の大会最終日は激しい雨に見舞われたが、2人はほぼノーミスで走行。4種目の合計4000点満点のうち、大久保さんは3957点、石原さんは3949点で走りきった。「やりきった気持ち。ほっとした」と大久保さん。「訓練は何度もくじけそうになったが(大久保さんと)1、2位を独占できたことは一生の思い出」と石原さんは振り返る。特別訓練監督の鶴林孝幸・交機隊特別機動取締係長も「どちらか1人だけでこの成績は残せなかっただろう」と語る。
県内では今年、交通死亡事故が多発しており、スピード違反や飲酒運転の取り締まりなど、白バイに期待される役割は大きい。大久保さんは「悲惨な交通事故を一件でも減らせるように、後輩や一般ライダーにも運転技術を伝えていきたい」、石原さんは「自信過剰になることなく『安全は全てに優先する』ことを心がけて精進していく」と意気込む。【佐藤緑平】
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