夏の甲子園16強進出の小松大谷高校が秋季石川県大会2回戦で津幡高に3-0と勝利し、初戦を突破しました。公式戦初出場左腕・灰田彪又選手が投打活躍し、新チームのスタートを飾りました。
秋季石川県大会 の2回戦が行われ、今夏の甲子園で16強入りした小松大谷は、3-0で津幡を下し、初戦突破を決めた。公式戦初出場の左腕、 灰田彪又 (ひょうま、2年)が投打で大活躍。90キロ台のカーブで緩急も付けながら、8回2/3を7安打、無失点と好投すれば、打撃では8番打者として2安打、2打点と奮起した。9回2死で足をつって降板したが、灰田は「初戦は緊張したけど、テンポのいい投球を意識した。最後まで投げられなかったのは反省点ですが、打者との駆け引きは楽しかったです」と、初々しい笑顔を浮かべた。
今夏の甲子園では3回戦に進出した一方で、新チームのスタートは出遅れた。夏休み中は補習授業、今大会前は文化祭、体育祭が行われ、消化できた練習試合は5試合と例年の3分の1。さらに体調不良でスタメン2選手を欠き、この日は5人が公式戦初出場となった。不安な出だしとなったが、西野貴裕監督は「甲子園を経験した選手はマークも厳しく、ロースコアの展開になる。失敗しながら成長しよう」と選手に呼びかけ、最後まで集中力を維持。9回は2死満塁のピンチも迎えたが、最後は新エースの左腕、中田凛(りん、2年)が投ゴロに抑えて試合を締めくくった。 中田、灰田の両左腕を含め、5人の投手がベンチ入り。実戦で起用しながら投手陣の成長を期待する。白山リトルシニアで全国16強入りした経験もある灰田は「神宮球場のマウンドで投げさせてもらい、今までで一番野球が楽しかった。もう一回、神宮に行きたいです」と決意。大きな目標を見据え、新たなスタートを切る。(中田 康博)
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