サッカー日本、W杯最終予選で好発進 一枚上手の決定力

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日本代表が好発進を切った。2026年ワールドカップ(北米3カ国共同開催)出場権をかけたアジア最終予選(3次予選)がスタート。森保一監督率いる日本代表は、ホームで中国に7-0、アウェーでバーレーンに5-0と大量得点で連勝を飾り、好スタートを切った。中国戦は前半2点、後半には5得点のゴールラッシュ。中国が消極的な戦い方をしたことと日本が超攻撃的な布陣で臨んだことが共鳴した結果のスコアだった。

2026年ワールドカップ(北米3カ国共同開催)出場権をかけたアジア最終予選(3次予選)がスタート。森保一監督率いる日本代表は、ホームで中国に7-0、アウェーでバーレーンに5-0と大量得点で連勝を飾り、好スタートを切った。守備を固めてロングボールで日本の背後をつこうという相手に対し、森保監督が選んだのが3-4-3システム。しかも通常なら守備の強いタイプを起用する「ウイングバック」に、堂安律(フライブルク)、三笘薫(ブライトン)というアタッカーを起用したことが大きかった。3バックで相手のロングパスへの安定した対応を確保しながら、右に堂安と久保建英(レアル・ソシエダード)、左に三笘と南野拓実(モナコ)の2人ずつを配置して、サイドで中国を圧倒した。後半なかばからは両ウイングバックに伊東純也(スタッド・ランス)と前田大然(セルティック)を投入。久保、三笘とはまったくタイプの違うスピード型の選手を入れたことで中国の守備はさらに混乱し、思いがけない大差の試合となった。バーレーンは初戦でオーストラリアに1-0で勝って世界を驚かせたチームである。ワールドカップ初出場に向けてホームスタジアムは満員の観客で

しかし37分に得たPKを上田綺世(フェイエノールト)がしっかり決めると、後半立ち上がりには交代出場の伊東からペナルティーエリア内でパスを受けた上田がワンストップして力強く決め、2-0。以後は完全に一方的な試合になった。 バーレーンの守備の組織がゆるみ、その間隙をついて日本のパスが面白いようにつながるようになる。見事なコンビネーションから守田英正(スポルティング)が連続得点して差を広げると、最後は交代出場の中村敬斗(スタッド・ランス)のシュートのリバウンドをやはり交代出場の小川航基(NECナイメヘン)が頭で決めて5-0とした。 ハーフタイムの交代は右のウイングバックを堂安から伊東。しかしこの交代だけで試合が変わったわけではない。パスのテンポを上げること、両サイドのウイングバックと「シャドー(この試合では南野と鎌田)」のポジションチェンジを入れることなど、森保監督からの注意、あるいは選手同士の話し合いがあったに違いない。前半がうまく進まなくてもじれずに継続し、後半になって一挙にスピードを上げられるのは、このチームの大きな長所だ。前半3回あって、いずれも日本のゴール前で不安定な状況を生んだ相手の「ロングスロー(いずれも相手左サイドバックが投げた)」も、後半には1本もなかった。日本が圧倒的に攻め続けたこともあるが、これも「自陣深くで相手にスローインを与えないようにしよう」という選手たちの確認があったからに違いない。サウジアラビアはCKからオウンゴールで中国に先制され、その5分後にはMFモハメド・カノが退場になるというピンチに陥ったが、10人になってもボールを支配し、前半と試合終了直前にCKからいずれもDFハッサン・カディシュが豪快なヘディングシュートを決めて逆転勝ちした。日本、サウジアラビア、オーストラリア、バーレ

9月の2試合は「3バック」が成功して大量得点で連勝した日本だが、10月の2試合は頭を切り替える必要があるかもしれない。アジア・サッカー連盟が出しているスタッツによれば、9月の2試合における日本の「ボール支配率」は中国戦が77.2%、バーレーン戦が76.1%。いずれも圧倒的だった。

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