対米外交、首相がなじむやり方でやればいい…［菅流政治］検証半年＜１０＞ 政治
バイデン米大統領との初の電話会談で、日米安全保障条約５条の沖縄県・尖閣諸島への適用を確認し、米国から「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現を目指すと基本的姿勢の表明もあった。順調な滑り出しだ。バイデン氏はトランプ前米大統領ほど、自らの意見を常に打ち出すスタイルではない。日米両政府が事務レベルで積み上げ、こなした上で首脳レベルで合意するという、伝統的な外交スタイルでやっていくのが自然ではないか。
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