ソニーは5月17日、同社の最新スマートフォン「Xperia 1 VI」「Xperia 10 VI」を実際に体験できるイベント「Xperia SPECIAL EVENT 2024」を東京都内で開催した。
このイベントは事前の抽選に当選した人だけが参加できる限定イベントなのだが、その開催に先んじて報道陣向けにも体験会が実施されたことから、その様子を紹介しよう。イベント開始に先立って、ソニーのモバイルコミュニケーションズ事業部 事業部長である大島正昭氏らが、改めて「Xperia 1 VI」「Xperia 10 VI」の概要について説明。ソニーの技術を集結させてクリエイターを支援するという、従来のXperiaシリーズのコンセプトを継承しながらも、とりわけフラッグシップモデルのXperia 1 VIはカメラ機能を中心に強化を図ったという。一方でXperia 1 VIは、4K画質や21:9比率が特徴的だったXperia 1シリーズのディスプレーが、FHD+画質で19.
実際、Xpeira 1 VIのテレマクロ撮影は、フォーカスを手動で調整するマニュアルフォーカスを採用。これは被写体に近接するマクロ撮影でオートフォーカスを実現するのが難しいがゆえの措置でもあるのだが、このマニュアルフォーカスによって、マクロ撮影でもボケ感のある写真など、工夫を凝らした多彩な表現ができるようになっている。こちらも実際に体験することができたが、被写体には4cm程度まで近づいて撮影できることから、手ブレの影響を受けやすいなど、撮影にはやや難しさがある印象だ。だが、従来のスマートフォンカメラでは体験できない、非常に表現力のあるマクロ撮影を楽しめることは確かだと感じた。広角カメラは、Xperia 1 Vと同様にソニー独自の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for...
カメラ機能に関してはソフト面でもいくつか新たな変更が加えられており、その1つがデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズにも搭載されている「AI姿勢推定」というもの。これは人物の骨格をAIに学習させ、撮影時にそれを認識することで、人物が障害物を通り抜けたり、後ろを向いたりした時も追従してフォーカスを当て続けられるというもの。こちらは実際にXperia 1 VIとXperia 1 Vと比べて、フォーカス追従の仕方の違いを体験することができた。 Xperia 1 VIのオートフォーカスをXperia 1 Vと比較。どちらも当初女性にフォーカス当たっていたのだが、男性が前を横切ることでXperia 1 Vは混乱が生じている一方、Xperia 1 VIでは「AI姿勢推定」でフォーカスが維持されていることがわかるそしてもう1つ、大きな変更となるのがカメラアプリそのもので、「Photography Pro」「Videography Pro」「Cinematography Pro」の3つが1つのカメラアプリに統合。インターフェースもよりスマートフォンのカメラアプリで一般的なものへと変化し、カメラに詳しくない人でも撮影がしやすくなっている。実際に使ってみると、従来のXperia 1シリーズの、カメラのインターフェースに慣れているとやや違和感を覚える部分もあるが、スマートフォンでの撮影に慣れている人なら操作しやすいだろう。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
Xperia 1 VI用の特殊樹脂製バンパー「CLEAVE G10 Bumper CHRONO」6月発売、Deffからディーフは、6月に特殊樹脂製バンパー「CLEAVE G10 Bumper CHRONO for Xperia 1 VI」を発売。ネジやネジ穴が一切ないデザインで、本モデルから加工製法を見直したため加工痕がより目立ちにくくなったという。
続きを読む »
「Xperia 1 VI」は何が進化した? 21:9比率/4Kディスプレイ廃止の理由は? 「Xperia 1 V」と比較しながら解説(1/3 ページ)ソニーがスマートフォンXperiaのハイエンドモデル「Xperia 1 VI(マーク6)」を発表した。例年と同じく日本を含む世界各国で発売する。Xperia 1 VI(開発中)の実機に触れる機会を得たので、外観を中心に何が進化したのかをチェックした。
続きを読む »
au、Xperiaの新モデル「Xperia 1 VI」と「Xperia 10 VI」を6月上旬以降に発売auは15日、ソニーのハイエンドスマホの新製品「Xperia 1 VI」と、ミドルレンジの「Xperia 10 VI」の取り扱いを発表した。Xperia 1 VIは6月上旬以降、Xperia 10 VIは7月上旬以降の発売を予定している。
続きを読む »
ドコモ、au、ソフトバンクが「Xperia 1 VI」を6月上旬以降に発売 機種代金割引&ポイント還元もNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、6月上旬以降に「Xperia 1 VI」を発売。適用条件を満たすとNTTドコモは最大3万2000ポイントのdポイント進呈、KDDIでは機種変更などの際に機種代金から2万2000円割引する。
続きを読む »
「Xperia 10 VI」ドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンクが7月上旬に発売 dポイントやPontaポイントの還元もNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが7月上旬にソニーのミッドレンジモデル「Xperia 10 VI」を発売。条件を満たすとNTTドコモは最大3万2000ポイントのdポイント、KDDIはPontaポイントコード3000ポイントを進呈する。
続きを読む »
ドコモ、「Xperia 1 VI SO-51E」と「Xperia 10 VI SO-52E」を発売ドコモは15日、ソニーのハイエンドスマホの新製品「Xperia 1 VI」と、ミドルレンジの「Xperia 10 VI」の取り扱いを開始。Xperia 1 VIは6月上旬以降、Xperia 10 VIは7月上旬以降の発売となる。
続きを読む »