4日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=145円47〜48銭と前日17時時点と比べて46銭の円高・ドル安だった。3日発表の米景気指標が市場予想比で下振れし米長期金利が低下(債券価格が上昇)したことで、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。3日の米株安と歩調をあわせた日本株の売りに連動した円買いもみられた。3日発表の8月の米サプライマネジメント協会
4日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=145円47〜48銭と前日17時時点と比べて46銭の円高・ドル安だった。3日発表の米景気指標が市場予想比で下振れし米長期金利が低下(債券価格が上昇)したことで、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。3日の米株安と歩調をあわせた日本株の売りに連動した円買いもみられた。
3日発表の8月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は47.2と市場予想を小幅ながら下回り、好不況の境目とされる50を引き続き割り込んだ。3日の米株下落を受け、4日午前の日経平均株価も大幅安となったことで投資家のリスク回避姿勢が強まり、持ち高整理などの円買いを誘った。円は144円89銭近辺まで上げ幅を広げた。の植田和男総裁が7月の金融政策決定会合に関する資料を提出した。経済・物価の見通しが実現していくとすれば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整」という従来の立場を改めて強調した。日銀による追加利上げの可能性が改めて意識されたことも相場の押し上げ要因となった。 午前の中ごろからは円の上値の重さが目立った。10時前の中値決済に向けて国内輸入企業などからのドル調達が活発だったとの観測が出ていた。「8月上旬の世界株安・円高加速時に比べると円の売り持ち高が偏っていない」との見方も一段の円買いを抑えた。ユーロは対ドルでほぼ横ばい。12時時点は1ユーロ=1.1053〜54ドルと同0.0002ドルのユーロ安・ドル高だった。
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